暴力的な彼氏にチワワは蹴り飛ばされた

引用の出典元:www.boredpanda.com

ラスベガス空港にオスのチワワが置き手紙と共に遺棄されていました。幸いにもチワワは心ある人に発見され、すぐに動物保護団体『Connor and Millie's Dog Rescue』に保護されます。

置き手紙に書かれていたチワワの名前は"Chewy(チューウィ)"。「Chewy」には「噛む必要がある」という意味合いがあるので、きっと子犬がカミカミすることから名付けられたのでしょう。

チューイーの傍らに添えられた手紙には、捨てた飼い主の心情が走り書きされていました。



「こんにちは!僕の名前はChewyです!僕の飼い主はいつもケンカばかりで暴力的でした。だから僕は飛行機に乗ることができなかったんです。僕の飼い主の彼女のほうは、本当は僕を置き去りにしたくはなかったけど、他に選択肢がなかったんです。

私の元ボーイフレンドは、2人がケンカになるとチューイを蹴飛ばし、チューウィの頭に大きなタンコブができてしまいました。この子はたぶん動物病院で診てもらう必要があると思います。

私は本当にチューウィのことが大好きです。どうか彼を愛して面倒をみてください」

遺棄した背景にある事情に寄り添う

引用の出典元:www.facebook.com

この手紙を見た動物保護団体の創設者、リンディア・ギリアムさんは、迷うことなくチューウィを保護し緊急救命室へと連れて行きました。

チューウィのタンコブ意外に虐待された痕跡はなかったようで、現在は施設で元気に過ごし里親を探しているそうです。

一見、身勝手にチワワを捨てたと判断されがちなこの遺棄事件ですが、リンディアさんは置き手紙に込められた彼女の気持ちを察してあげてほしいと言います。

リンディアさんは、「こうした暴力関係にあるカップルに飼われているペットは数多くおり、これは氷山の一角で世間から見落とされがちな問題なのです」と語っています。

保護現場で様々なケースを見てきているだけに、この彼女に対しては犬を虐待から守るための勇気ある行動だったと捉えているようです。

そして、本当は手放したくなかった彼女に向けて、「これからのチューウィの未来は明るいものになると伝えたい」と語りました。

DVに巻きこまれるペットの悲劇

引用の出典元:www.boredpanda.com

暴力関係にある恋人や夫婦間に飼われているペットたちは、毎回ケンカの度に巻きこまれる可能性があります。

実際、筆者の散歩道で飼われていたコーギーも、ご主人から暴力と暴言をしょっちゅう浴びせられていました。その度に奥さんが「もう、犬は関係ないでしょ!やめてよ!」と言っていたのを思い出します。

そんな日々が数年続いたある日、コーギーの小屋は空っぽになっていました。そのご夫婦とは面識がないのでさすがに犬の行方を聞けませんでしたが、別のご近所さんから「保健所に連れて行ったってよ」と聞き、とても心が痛くなりました。

ご自身がこうしたDV(ドメスティック・バイオレンス)を経験した方は、チワワを捨てた彼女の気持ちが理解できるのではないでしょうか。

自分自身がたとえ恋人から逃れたとしても、犬をそのままにしておけば必ず虐待される、そうした選択肢のない中で、唯一愛犬を守る方法が「遺棄」だったのです。

冷静な状態であれば、ペットを遺棄するのは良くないことぐらい彼女は知っていたはずです。置き手紙には「元ボーイフレンド」と書かれていたところを見ると、タイミングをみて彼の元から逃げるつもりだったのかもしれません。



動物保護団体の創設者リンディアさんも、「選択肢がなかった」というほどに追い詰められた彼女を、これ以上責めることはできないと考えたのでしょうね。

それは、リンディアさんのこんな優しい言葉からも読み取れます。

「虐待から逃れたチューウィと勇気ある彼女の明るい未来を願っています」

もしも彼女が安全な場所に逃げられたのなら、ぜひとも、もう一度チューウィのママになってあげてほしいものです。そんな奇跡が起きることを願わずにはいられない気持ちにさせる事件でした。

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