動物愛護センターとは

引用の出典元:blogs.reuters.com

動物愛護の啓発活動や、捨てられた犬猫の処分を目的に自治体が設けている施設。保健所が同様の業務を行う自治体もある。殺処分では二酸化炭素を充満させる処分機を使用するところが多いが、山口県下関市のように、苦痛を軽減しようと吸入麻酔を使う場合もある。環境省動物愛護管理室によると、2008年度は全国で約28万匹が殺処分された。

出典:動物愛護センターとは - コトバンク


環境省動物愛護管理室によると、2014年度の犬・猫の殺処分数は101,338匹です。引取り数が151,095匹、返還・譲渡数が50,217匹ですので、およそ67パーセントの犬・猫が殺処分されていることになります。

決して殺処分が目的ではなく、譲渡会を行ったり、地域の学校から訪れてもらい、動物愛護の意識の向上にも努めています。

ただ、税金によって運営されていることもあり、保護して飼育を続けるだけの施設のスペースや設備そのものが足らない、職員の数を確保できない、といった現実もあるようです。

ドラマ「この街の命に」が伝えたかったこと

引用の出典元:entamegirl.net

「この街の命に」というドラマをご存知でしょうか?

「この街の命に」は、事実を元に作られ、動物愛護センターの実態や働く職員たちの葛藤を冷静な立場から描いています。

主人公は、スペックで共演した加瀬亮さんと戸田恵梨香さん。二人とも行政獣医役として登場しますが、撮影は実際に動物愛護センターで行われたこともあり、役どころには複雑な思いがあった、と言います。

このドラマでは、日々、持ち込まれる犬や猫たちと無責任な飼い主の存在。自らの手で命を消す行為を仕事としている職員の辛さ。社会の中における動物と人間のあり方を伝えています。

【「この街の命に」のストーリー】
動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は国の法律に従い業務を遂行する。飼えなくなった、鳴き声がうるさい、かまれたなど、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。

彼は“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言いだし悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。

出典:ドラマW この街の命に|WOWOW

ドラマ撮影後、印象に残った職員さんの一言

加瀬亮さんが、現場の職員さんに「どんな仕事ですか?」と質問したところ、かなり衝撃的なリアルな声が。

「片手で犬を撫でながら、もう片手では犬を絞め殺している。そういう仕事だよ。」と複雑な表情で語ってくれたそうです。

巷には、税金をもらってスイッチを押すだけの仕事だという心ない声もあるようですが、好きで動物の命を殺している職員はいないということだけは理解しておきたいですね。

現状では、持ち込まれた犬や猫が譲渡される割合は30パーセント程度にしか過ぎません。

この数字が100パーセントになるか、持ち込まれる数が0になるかのどちらかで、初めて動物愛護センターでの殺処分は「0」になるのです。

そのために私たちができることは、決して難しいことではないはずです。

  • 安易にペットを迎えない
  • 繁殖させないなら避妊手術をする
  • 犬であればしつけは必ず行う
  • 野良猫にエサを与えない
  • 猫は室内飼育にする
  • 引越しなどで安易にペットを捨てない
  • 高齢犬をいたわり終生飼育する
  • 里親制度を利用する
  • 自身が高齢なら飼育はしない
  • 寄付を行う

動物愛護センターで働く職員のリアルな声

引用の出典元:twitter.com

殺処分せざるを得ない現実の中、葛藤しながらも動物愛護センターで働く職員さんたちの声をご紹介します。

この仕事を『鬼畜や』と言う方もいます。でも、無責任な飼い主や住民がいる以上、誰かがやらなければいけない仕事です。それなら自分がやる、その思いは強いです。

~中略~

一部の動物愛護を叫ぶ人の中には、『なんで殺処分ゼロができないんだ』と僕らに罵声を浴びせる方もいます。でも、そういう行為って『処分しろ』という身勝手な飼い主と同じように醜いと思うんです。

業務外の時間にも、個々で取り組んでいます。現実を知らずに『殺処分している』と言う点だけを見て批判されるのは、本当に残念なんです。(高知の民間委託センター職員)

出典:誰も猫を殺処分したくはない―命の現場が抱える葛藤と現実― | 日本ジャーナリスト教育センター


当時は生かすために必死に動物を診ていた自分が、今は淡々と殺す側に回っている。自分自身、認めたくなくてもこれが現実なんです。

~中略~

自分たちの仕事がなくなればいいのに、といつも思う。でも誰かがやらなければならない。無責任に野良猫に餌をやることで、その何倍もの数の子猫を他人に殺させていると忘れないでほしい。(和歌山の獣医師資格を持つセンター職員)

出典:てのひらの上の命:減らそう殺処分/上 獣医職員の苦悩 「こんな仕事なくなれば」 生かす側から殺す側に /和歌山


いかがでしたか?

今回は、WOWOWのドラマ「この街の命に」を題材に、私たちにできることや殺処分に携わる職員さんの声をご紹介しました。

あなたは、このドラマから何を感じ取るでしょうか?

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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