全米を走り回りパピーミルから犬たちを救出

引用の出典元:www.thedodo.com

アメリカ、コロラド州に拠点を持つ『National Mill Dog Rescue(ナショナルミルドッグレスキュー』の代表、テレサ・ストレイダーさんは、これまでの過去10年間で12,393匹もの犬たちをパピーミル(子犬工場)から救出してきました。

ストレイダーさんの活動に共感する専属のボランティアは107人にまで増え、コロラド州だけでなく彼女たちは全米中を走り回り、様々なエリアにあるパピーミル工場に出向きます。

あるときはみんなで手分けして、砂嵐や8,000キロもの距離をもろともせず、18ものパピーミル工場から犬たちを助けました。

心身の健康を取り戻した犬たちは、里親の手にバトンタッチされ幸せな時間を歩んで行くのですが、そうではない犬たちもいます。

お金を稼ぐための道具にされる犬たち

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今回救出された大多数は、パピーミル工場の狭いケージで子犬を産み続けていたシニア犬でした。もはや赤ちゃんを産むことができなくなった年齢に達すると、所有者はビジネスの利益にならないとして犬たちを殺します。

ストレイダーさんは、こうした犬たちは所有者を始めとする誰かのお金を稼ぐための道具にされ、もっとも酷い状態で彼らの犬生をめちゃくちゃにされている、と語っています。

彼らは長い間可愛がられることもなく孤独な時間に耐え、近親交配をさせられ、一切のケアもされてこなかったのです。

きらびやかなペットショップのショーケースに入れられた子犬たちの出所が、こんなにも悲しい環境だったとしたら…。

パピーミル所有者が犬たちに与えたのは地獄の環境

引用の出典元:www.facebook.com

この週末に救助された推定11歳のメスのシェルティー"ハーモニー"にいたっては、酷い歯並びと歯周病、鬱血性心不全を患っていました。



救出されたシニア犬の多くは、無数の身体的および心理的問題があると言います。ハーモニーと同じように、シニア犬の口腔内は酷い状態になっていることが多いそうです。

フレンチブルドッグの子犬は背骨に欠損があることがわかり、現在は強く逞しく成長できるようにと、飼育ボランティアさんが大切に育てています。

救出された5~6週齢のビーグル30匹のうち生き残った14匹に関しても、数週間後には飼育ボランティアさんの元で暮らすことになる予定です。

犬販売は根本からの変革が求められている

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アメリカの多くの州では、ペットショップに子犬を卸するための工場に対して、一定の条件が整っていれば数百匹の犬を一生ケージに閉じ込めた状態で飼育できるシステムだと言います。

救助団体が救うべき犬たちの存在がわかっていても、こうした法的に認められているパピーミル工場を閉鎖させることはできないのだそうです。

アメリカ国民に犬を販売する施設は、基準さえ守っていれば規制の対象外です。しかし、深刻な状況にある場合は、ストレイダーさんたちはブリーダーを公表しています。

ストレイダーさんは、現状と今後について次のように語りました。

「私たちは現在、犬を引き渡した200近いブリーダーたちとのつながりを持っています。今後もできるだけ多くの犬を救い続け、私が死ぬまでパピーミルで苦しむ犬がいることを語っていきます」

ストレイダーさんたちの調査や救出活動には多くの寄付が寄せられていますが、根本的に悪質なパピーミルが無くならない限り、かなり厳しいバランスとなっているとのこと。

彼女たちに助けられた犬たちは12,000匹以上にも及びますが、パピーミルという地獄で今も苦しむ犬たちの数からすれば、ほんの一握りなのかもしれません。

2017年7月、アリゾナ州のフェニックスでは、全米の都市で60番目となる「ペットショップで販売するすべての犬はシェルターなどからの保護犬に限る」という法律が作られました。

日本も含め、世界中の犬販売における犠牲犬が出ないような、命に優しいシステムが待たれます。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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