飼い主の帰りを待って旅立った愛犬

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江原啓之さん自身も、大の犬好きでこれまでにラブラドールやゴールデン、ボストンテリアなど、何匹も飼っていました。

日頃から忙しく全国を飛び回っている江原さんでしたが、ラブラドールレトリバーの"ボーチェ"が旅立つその日に限って自宅にいたそうです。

書斎でパソコンに向かい仕事をしていた江原さんですが、飾られていた胡蝶蘭の花が5ついっぺんに落ちるあまりの音に「あ、何かあったな」と気が付きました。

次の瞬間、奥さんから内線電話が入ります。「ボーチェが動かない」と。

逝ったばかりで温かい状態のボーチェの名前を呼び蘇生を試みましたが、それがお別れとなりました。

江原さんは、「自分が家に帰って来るのを待っていてくれたのかもしれない」と感じたそうです。

そして、犬も人間と同じで、自分が旅立つときのお知らせをすることがある、と語っています。

亡くなってからもしばらくは家にいる!

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江原さんは、だいぶ以前にゴールデンレトリバーの「サンタ」を飼っていました。サンタの死からまださほど日が経たないころの話です。

ひとりでテレビを見ていたところ、江原さんの後ろのフローリングで「バタ、ドサッ」と、音がしました。ハッと振り返っても誰もいません。

その音は、大型犬のサンタが寝そべるときに立てていた音だったのです。そして江原さんは「あ、サンタだな、サンタ来たのか!?」と声をかけました。

すると、またもや「バタ、ドタン」の音が。江原さんはサンタが「ここに居るよ」ということを知らせたかったのだ、と思ったそうです。

江原さんの著書『天国への手紙より/集英社』にもサンタの話が書かれています。著書によると、「もう行きなさい。サンタ」と呼び掛けたそうです。

ペットにもちゃんと行くべき世界があり、飼い主がいつまでもケージやエサ箱を片付けなかったり、生き返ってほしいという自己中心的な執着心を強く持ったりすると、犬の浄化の足を引っ張ってしまうとのこと。

江原さんの優しくも毅然とした声掛けに、サンタは名残惜しそうに旅立って行ったそうです。

愛犬が亡くなったら、「仲間のところへ行きなさい」と語りかけてあげるのが飼い主としての最後の務めで、それが本当の愛なのだと江原さんは言います。

想いの世界では愛犬と再会できる

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人間とは別の世界に旅立つ愛犬ですが、2度と会えないことはないそうです。飼い主がこの世での生を終え、「幽界」に向かうときに再び会うことができると言います。

この幽界というのは、想い、想念の世界。飼い主が「会いたい」と思っただけで、すぐに愛しい犬と再会でき、互いに心で会話できるのです。

江原さんの言うスピリチュアルな世界では、私たち飼い主が犬をしつけして可愛がる行為は、犬が愛を学び魂が進化するのを助けていることにつながるそうです。

そう聞けば、絶対に犬をほったらかしにすることはできませんね。たくさんたくさん可愛がって、たくさんの経験をさせてあげたくなります。

また、これは筆者の持論ですが、飼い主があの世に旅立つまで愛犬に会えない、ということではありません。なぜなら、私たちは「夢」を見ますが、生きていたころの愛犬が夢に現れることがあるからです。

夢に現れる愛犬の姿は、現世と異なる場合もあります。被毛のデザインが少し変化していたり、手術で失ったはずの脚がちゃんと残っていたり。飼い主が知らない犬を一緒に連れてきたり。

そんな夢を見たことがある人も多いのでは?犬の行くべき世界で、色々なことを学んで新しい友達を作ることもあるのかもしれませんね。

「夢で愛犬と会いたいな~」と強く願えば、もしかしたら成長した姿を見せてくれるかもしれません。ただし、悲しみからくる執着心ではなく純粋な気持ちで。

「夢でもし逢えたら 素敵なことね あなたに逢えるまで 眠り続けたい♪」

飼い主の幸せを願う愛犬の気持ち

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愛犬が亡くなって悲しくない人はいませんよね。江原さんは悲しむことを否定していません。間違った宗教のように、喜怒哀楽を捨て去ったロボット人間になる必要はないのです。

ただ、「私をずっと見ていてほしい」という執着心から愛犬の骨を納骨せずに部屋に置いておくと、行くべき世界に行かれなくなってしまう、と言っています。

犬を含めたペットは、もともと人間と共存することで喜びを得る存在なので、ずっとそばにいたい、と思ってしまうそうです。

愛犬の笑顔の写真を部屋に飾り、「忘れないよ」という気持ちで送りだしてあげれば、安心して犬も旅立てます。

最愛の愛犬を見送ってペットロスになるよりも、すぐに犬を飼った方が亡くなった愛犬の供養にもつながる、ということなので、旅立った犬への愛情が薄れてしまうのでは、などと思わなくて良いそうです。

なによりも、愛犬は自分を愛してくれた飼い主の幸せを望んでいる、と江原さんは語っています。

学校では教えてくれない「魂」の話や「愛犬との別れ方」からは、学ぶことがたくさんありました。

散歩中に遠くの空を眺める愛犬を見て、ふと涙がこぼれてしまう筆者ですが、まだ来てもいない悲しみに囚われす、今を大切にして1日1日を笑顔で過ごしたいな、と思いました。

純粋な犬の気持ちに応えてあげられるよう、飼い主も成長しなくちゃいけないのですね。

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Tsunayoshi ひまわり
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