近寄ってきた野良犬はスタッフに頭を押し付けた

引用の出典元:www.youtube.com

ブルガリアにある非営利の動物保護団体、RSDR(Rudozem Street Dog Rescue)は、インターネットを通じて保護要請を受け取りました。

団体の拠点からは70キロほど離れた街中に到着すると、そこには全身の被毛が抜け落ちてガリガリに痩せ衰えた犬が、エサとなるゴミがないかと徘徊していました。

比較的大きな体の野良犬でしたが、元の姿がいったいどのような犬だったのかすら想像できません。遠くから状況を観察してみると、野良犬の右前脚はひどく変形しているようでした。

逃げるどころか、舌を出しながらスタッフの胸に頭を押し付けて甘えてきた野良犬。かつては飼い犬だったのかもしれません。

可哀想なことに、スタッフに撫でられるメス犬の体は、無数のノミやダニの寄生により皮膚が剥きだしになっていました。

その姿はまるで「ワタシを助けてください」と懸命に伝えているようで、思わず涙が溢れます。

人間への愛と信頼を失っていなかった

引用の出典元:www.youtube.com

スタッフはこの哀れな姿になってしまった野良犬を大切に抱きかかえ、保護施設へと搬送しました。

"カリーシ"と名前が付けられたメス犬を病院で診察してもらったところ、ノミやダニの寄生による貧血症状が診られ、皮膚へのダメージも深いことが判りました。

左耳には犬同士のケンカなのか、事故なのか、はたまた病気によるものなのかはわかりませんが、裂傷によるただれもみられます。ガリガリのお尻やシッポにも真っ赤な褥瘡がありました。

ブルガリアにはたくさんの野良犬がいるため、誰からも見向きもされてこなかったのでしょう。それでも人間への愛と信頼を失っていなかったカリーシに、スタッフたちは感謝したいと語っています。

わずか1ヵ月前と比べ物にならないほど回復



幸いにも、エサを食べる力が残っていたカリーシは、栄養のある食事と手厚いケアにより少しずつ体力を回復していきます。

変形していた左前脚にはギブスが巻かれ、なんとか歩行に障がいが出ないまでになりました。もう首輪やリードを付けての散歩にも慣れました。



獣医にも舌をペロッと出して、愛嬌のあるカリーシ。剥きだしになっていた皮膚には白と茶色の被毛が生えてきて、ようやくこれで一安心です。

素敵なスマイルを見せてくれた保護犬に足りないもの!

引用の出典元:www.facebook.com

カリーシは愛らしい性格のまま、どんどん体が大きくなっていきます。保護されたときは、まだ幼かったのです。

保護されたときは、どんな犬なのかさえわからなかったカリーシは、ブルガリア原産でフサフサした尻尾が特徴の大型犬「カラカハン・ドッグ」の血を引いていることが判りました。

まさか、カリーシがここまで大きくなるとは、スタッフも予測していなかったかもしれません。これが本来の彼女の姿だったのです。

成長して美しい姿になったカリーシは、メディアからも注目され取材を受けるようになります。世界中からは、カリーシにプレゼントやメッセージカードが届けられました。

スタッフからの愛情と世界の人々からの注目を浴びるカリーシですが、足りないものが1つだけあります。それは、カリーシと暮らしてくれる家族の存在です。

実は、保護されたのは2014年の5月13日。2017年の5月で3年になるのですが、不思議なことに未だに里親さんが現れません。RSDRのFacebookでは、保護されて健康になったカリーシの里親を募集しています。

アニバーサリーがきっかけになって、お茶目で可愛いカリーシに永遠の家族ができることを祈ります。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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