イギリスで迷い犬の数が減少傾向に!その驚くべき数値とは

ペット保険のDirectLineが行った調査によると、昨年2016年の10ヶ月間で捕獲された犬が38,670頭・一日でおよそ127頭。

一見,この数値を見ると放棄犬のあまりの多さに驚いてしまいますが、実際には2014年のピーク時(年間73,503頭・一日に201頭)に比べるとその違いは一目瞭然。翌年の2015年は年間61,339頭(一日で168頭)と、徐々に減少傾向に加速がかかり、放棄犬が増え続ける傾向にあった流れが終わったことを意味しています。

この捕獲犬の数の減少は、イギリスで飼い犬へのマイクロチップ着用が義務付けられたことによって、より一層迷い犬が飼い主の元へ返されやすくなったことも大きな要因のひとつとしてあるのではないでしょうか。

放棄犬の数が減っても、安楽死させられる犬が減らない現実

2016年の10ヶ月間で見る38,670頭という放棄犬の数は、劇的な減少の経過地点であることに間違いはありませんが、やはり放棄犬が存在する以上「安楽死」という悲しい結果も必ずつきまといます。

DirectLineの調べによると、2016年の10カ月間で捕獲された犬のうち、その1/3は無事に飼い主の元へ戻ることができますが、1,318頭は悲しい最期を迎えます。

飼うのが難しい?!安楽死させられる確率が著しく高い犬種とは

引用の出典元:www.dognews.co.uk

イギリスの捕獲犬数の減少と同時に、飼い主の元へ戻されることなく「放棄犬」として安楽死させられる確立が高い犬種にも注目が集まっています。

ここ数年で、とりわけ安楽死率が高い犬種が「スタッフォードシャー・ブル・テリア」です。

スタッフォードシャー・ブル・テリアは、イギリスで牛やクマと闘わせる闘犬として改良され、今ではイギリスを始めヨーロッパ国々でも人気が高い犬種ですが、その凶暴さやブル・テリアによる多くの事件ばかりに注目が集まってしまい、「怖い犬種」というイメージが定着してしまっています。

DirectLineのPrit Powar氏によると、「ひとつの犬種がとりわけ抜きん出て捨て犬となり命を落とすことはとても残念なことです。

どんな犬種であれ飼い主が同じだけ注意を払ってケアしてあげる必要があり、スタッフォードシャー・ブル・テリアも例外ではないからです」と、犬種が原因で安楽死という悲しい最期を迎えやすくなることに心を痛めています。

調査結果から見ると、スタッフォードシャー・ブル・テリアを所有する10人中8人の飼い主がこの犬種を放棄する傾向にあることが分かりました。

放棄される理由としては、飼い主の2/3である65%が、この犬の品種に関する教育の欠如と一般的に犬を飼うことの理解不足だと言われています。

人気犬だからと言って飼ってはみたものの、しつけや毎日のケアが大変で犬に振り回されてしまうことは決して他人ごとではありません。

「もう犬を飼えないかも…」と思ったら愛護団体に相談を

誰でも最初は期待や楽しみを胸に犬を家族に向かえます。しかし、生き物を育てることはかなりの努力・エネルギー・家族やプロの協力、犬種によっては犬を飼う経験も必要になります。

DirectLineのPrit Powar氏は、「年ごとに放棄される犬が減り続ける結果にはとても励まされると同時に、まだまだ解決していくべき点が多く残ります。愛犬国家として毎年何千頭もの犬たちが安楽死させられる現実はあるべきではありません。

犬を所有する人たちは、犬を飼うことができるかどうかを確認すべき責任があり、飼いたい気持ちがあっても世話をすることができない場合には、道路に捨ててしまうのではなく、動物愛護団体などに連れていくことが最低限人間がするべきことなのです」と提言しています。

参照:Almost 40,000 Dogs Seized by UK Local Councils in 10 Months

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