アメリカで活躍するサービスドッグ



アメリカは、サービスドッグの先進国と言っても過言ではないでしょう。簡単に言うとサービスドッグとは、障がい者が日常生活を送るための手助けが出来るように特別に訓練された犬のことを言います。

盲導犬・聴導犬・介護犬の3種類がよく知られているところですが、アメリカにはこれら以外にもサービスドッグがいます。


  • セラピードッグ(患者や高齢者のストレスや不安を癒す役割を持つ)
  • 糖尿病予知犬
  • てんかん発作予知犬
  • アレルギー予知犬


ここに上げたのは一部に過ぎませんが、アメリカではさまざまな使命を背負ったサービスドッグが、社会の大切な一員として受け入れられています。今やサービスドッグは、彼らの助けを必要とする人々にとって必要不可欠の存在です。

サービスドッグは登録が必要で、誰が見ても分かるように『サービスドッグ』と書かれた色つきのベストを着用しています。犬が本当にサービスドッグかどうかを確認するために、外出先で証明書を提示を求められることはありません。

糖尿病予知犬の役割

アメリカに住むラブラドール・レトリーバーのヒーローは、糖尿病予知犬です。ヒーローは、ダウン症で1型糖尿病を患っている4歳の少女セイディーのサービスドッグとして仕えています。

1型糖尿病はインスリンをほとんど、または、まったく作り出すことが出来ない病気です。血糖値が下がり過ぎると中枢神経症状が現れ、最悪のケースは命に危険を及ぼすこともあります。

セイディーはまだ幼いため、両親が日々細心の注意を払って血糖値の管理をしています。通常、血糖値の測定には、専用の測定器を使用します。しかし、ヒーローは嗅覚で低血糖の変化を予知し、セイディーの両親に知らせることが出来るのです。

ヒーローは、セイディーの血糖値が低いときは両親の左手に前脚を置き、血糖値が高いときは右手に前脚を置いて異常を知らせるように訓練されています。

ヒーローの超越した能力

引用の出典元:www.mirror.co.uk

その事件は、昨年12月のある日の午後に起こりました。セイディーが自宅から5マイル(約8キロ)離れたところにある幼稚園に向かった後のことです。家に残っていたヒーローは、いつもとは違った様子を見せ始めました。

セイディーの血糖値は両親が登校前に測定していて、正常値でした。しかし、ヒーローはしきりに鼻を鳴らし始め、それは決して止みませんでした。ヒーローは普段物静かな犬だったので、明らかに様子がおかしいと両親は気付きます。

セイディーの両親の脳裏をよぎったのは、セイディーの血糖値に何か異常があるのではないかということでした。しかし、犬が2マイル先の臭いを嗅ぐことが出来たとしても、5マイル先なんて可能なのでしょうか?両親は疑心暗鬼ながらも、学校に連絡を入れました。

すると、学校に電話をしたときには正常値だったセイディーの血糖値が、30分後には命の危険があるレベルにまで下がってしまったことが判明したのです。

犬の持つ不思議な力



こうして少女の命の危険を救ったヒーローは、名実ともに真の『ヒーロー(英雄)』になりました。

なぜヒーローが5マイルも先にいたセイディーの血糖値異常を予知したのかは、謎のままです。ヒーローが偶然他の犬よりも優れた嗅覚の持ち主だったのか、それとも、セイディーとの強い絆や彼女に対する使命感がそうさせたのか、知る由もありません。

しかし、世の中には人と犬はテレパシーでつながっているのではないかという不思議な話で溢れ返っています。それらの話の中には、遠くにいる飼い主のピンチを愛犬が察知した話も少なくありません。もしかすると、ヒーローも幼い少女の一大事をテレパシーで悟ったのかも知れませんね。

参照:FRONT PAGE NEWSService Dog Warned of Little Girl’s Blood Sugar Levels – From 5 Miles Away!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi オリビア
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