飼育放棄され寂し気に暮らす犬

引用の出典元:www.thedodo.com

その犬に気がついたのは、アメリカノースカロライナ州、ヘンダーソン市の解体現場に通う建設作業員でした。

そんなこともあり、作業員たちは名前の分からない犬に、解体工事の頭文字をとって"Demo=デモ"と名前を付けました。

デモは、作業員たちが柵の前を通るといつも嬉しそうに寄ってきます。しかし、その表情はどこか寂し気でした。

デモの飼い主はたまにエサを持ってきているようでしたが、少し体は痩せていました。柵の中の地面は泥だらけで、小さな小屋が置かれているだけという、あまりにも愛情のない飼い方に作業員たちは胸を痛めます。

泥だらけで寒い地獄のような環境

引用の出典元:www.thedodo.com

冷たい雨が降った後はもっと最悪です。地面はぬかるんでデモの体温を奪っていきます。デモは雨が止むと仕方なく、小さな小屋の上に乗って寒さから身を守るしかありませんでした。

しかも、もっと寒くなった日には、泥だらけの地面に穴を掘って体を埋めて寝ていたのです。

作業員たちは、少しでも足が濡れないようにと、杉板を敷いてあげることもありました。それでもこんな酷い環境は犬にとって地獄としか言えません。

作業員は見るに見かねて自分の昼食を分け与えたり話しかけたりしてデモの心を慰めますが、尻尾を振って人懐っこく近寄って来る犬を何とか助けてあげたいと、動物保護団体に救助を要請することにしました。

人々の声が公的機関をも動かした

引用の出典元:www.thedodo.com

救助要請を受けた地元の動物保護団体がデモの小屋に到着し、状況を確認します。作業員から聞いていたとはいえ、状況は想像以上に最悪でした。

しかし、飼い主を突き止め許可を得なければデモをこの場所から救い出すことはできません。そんな折、デモの物語が『DODO』 にアップされたあと、2度目の冷たい大雨がデモの小屋を襲いました。

それをきっかけに、世界中の動物愛好家はSNSにデモの窮状をアップしまくります。同時にヘンダーソン市には世界中から何とか救済してほしいという電話が殺到しました。

さらに、ヘンダーソンビル警察にも450通ものメールが届き、飼い主を突き止めるために動かざるを得ない状況になります。

そしてついに、飼い主が判明しデモは保護されることになりました。現場には動物保護団体や警察、市議会議員まで集結し、無事にノーキルシェルターの『ブルーリッジ・ヒューメイン・ソサエティ』に保護されました。

保護されて明るい表情と輝きを取り戻した犬

引用の出典元:www.thedodo.com

デモは大雨にも耐えた犬ということで、ノアの箱舟の神話から"ノア"と正式な名前が付けられます。

施設でシャンプーしてもらったノアの表情は見違えるほど明るくなり、ノア本来の輝きを取り戻すことができました。

世界中の人々が行動したおかげで救出されたノアですが、実は、飼い主の男は刑務所に入っていて、男の年老いた父親がなんとか世話をしていたのだそうです。

こんなに優しくて可愛いノアなら、もうすでに新しい家族ができているかもしれませんね。

犬を暑さや寒さから守ってあげられるのは飼い主しかいません。もし、ご近所で可哀想な飼い方の犬がいたら、思い切って飼い主にお声かけするか保健所に相談してあげてください。

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Tsunayoshi ひまわり
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