美しい被毛に隠された力強い身体が特徴のアメリカン・コッカー・スパニエル

引用の出典元:www.flickr.com

アメリカン・コッカー・スパニエルは、今でこそ愛玩犬として暮らすことが多くなりましたが、もともとは猟犬として仕事をしていた犬ですから、小柄ながらガッシリと力強い身体を持ち、しっぽをフリフリ軽快に歩くさまが特徴的な犬種です。

外見的には、頭頂部がやや平らでマズルが短めに詰まっていること点や、被毛が厚くなっていることが祖先犬であるイングリッシュ・コッカー・スパニエルとのはっきりした違いとなります。

アメリカでは、「メリー・コッカー(陽気なコッカー)」と呼ばれるほど、明るく陽気で感受性が豊かです。

好奇心が強いので、どんな場面でも比較的早く順応してくれます。また、積極的に飼い主の期待に応えようと努力してくれる気質を持っています。

アメリカン・コッカー・スパニエルの特徴でもある、絹糸のような美しい被毛にはストレートタイプと少しウェーブのかかったタイプがあり、胸やお腹・脚部分にまるでドレスをまとったような飾り毛があります。

毛色は、ブラックの単色、タンのあるブラック、ブラック以外の単色は明るいクリーム、ダークレッドブラウンです。ブリーディング的には、タン・ポイントのあるブラウンは認められています。

ブラック色もそれ以外の色も、飾り毛の明るい色、胸および喉あたりにみられる少量のホワイトは認められています。

アメリカン・コッカー・スパニエル誕生の歴史


スパニエル系の犬の歴史は古く、14世紀にはスパニエル系すべての祖先犬と思われる犬の存在が確認されています。

その名がの示すように、スペインを意味する土地に生まれてヨーロッパ各国に持ち出され、狩猟の用途別に交配されていく中で「スパニエル」の名を持ついろいろな犬種に分かれていったものと推定されています。

「コッカー」の名は鳥のヤマシギを意味し、当時のイギリスでもっとも小さな猟犬として活躍していました。

1620年に有名なメイフラワー号で最初の移民が連れていた犬の1頭がアメリカン・コッカー・スパニエルの祖先となるイングリッシュ・コッカー・スパニエルだったと伝えられています。

その後、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの中から愛玩犬としての素養を持つ個体が選ばれ、1880年頃に生まれた「オボII世」がアメリカン・コッカー・スパニエルの始まりだったといわれています。

アメリカン・コッカー・スパニエルは猟犬としてではなく、愛玩犬として改良が続けられ、その結果イングリッシュ・コッカーとは異なる顔立ちや、被毛の美しさが際立つようになりました。

18世紀後半以降は、華やかなドッグ・ショーの舞台で活躍することになります。

1935年、アメリカン・ケンネルクラブでは、イングリッシュ・コッカーとアメリカン・コッカーは別犬種であると決め、1968年にはついに原産国であるイギリスでも、アメリカン・コッカースパニエルという別犬種として認められることになります。

現在も、アメリカではもっとも人気のある犬種として知られています。

明るく楽天的な性格が特徴的なアメリカン・コッカー・スパニエル

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アメリカン・コッカー・スパニエルの性格は、見た目のゴージャスさとは違って、初対面の人にも愛想を振りまく楽天的な性格です。そして、とてもおおらかで陽気です。

愛情もこまやかで友好的なので、小さい子供たちとも仲良く遊べます。

人間が大好きですから、時として甘えん坊炸裂!という面もありますが、基本的にはわがままを言わず大人しい性格が特徴的です。

未知のものや状況の変化に敏感ですが、その割には臆病だということはありません。

アメリカン・コッカー・スパニエルの寿命はどれくらい?


アメリカン・コッカー・スパニエルの平均寿命は12~15歳前後とされています。

中型犬に属する犬種ですが、他の犬種と差はないようです。

もちろん、持って生まれた身体の強さや、普段の生活環境などによって平均寿命より長生きする犬はたくさんいます。

愛犬には出来るだけ長生きしてもらいたいですから、日頃からスキンシップをたくさん取って、体調や精神的なちょっとした変化を見逃さずにしてあげてくださいね。

アメリカン・コッカー・スパニエルの特徴的は病気あるの?

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アメリカン・コッカー・スパニエルがかかりやすい病気は、意外と多くあります。

白内障


眼の水晶体が白濁することで視力が低下し、フラフラと歩いたり、段差につまづくなど歩行しづらくなります。重症になると失明することもあります。

この病気は遺伝的なものもありますが、一番多いのが後天的な「老年性白内障」です。


緑内障


眼球内部の圧力が高くなることによって、目が強く充血したり、飛び出したようにみえます。強い痛みがあったり、目の色が赤や緑に見えたりしますし、視力が低下して最悪の場合失明することもあります。

白内障も緑内障も、頭を撫でられるのを嫌がるようになった、ひどい涙目になっている、なんとなく目が濁っているなどの症状が見られることがありますから、日頃からちょっとした変化を見逃さないようにしてあげましょう。


膝蓋骨脱臼


小型犬がかかりやすいといわれている代表的な病気で、“膝のお皿”が脱臼してしまうことで、靭帯も機能しなくなり、足を着くことが出来ないために歩くのが困難になります。


股関節形成不全症


座り方がおかしい・足を引きずったり痛がるといった症状や障害が出て、運動を嫌うようになった場合はこの病気の疑いが高いようです。

軽度であれば内科的治療ですが、重度になると外科手術を行なう必要があります。


拡張型心筋症


大型犬に起こりやすいといわれている病気ですが、例外的にアメリカン・コッカー・スパニエルも拡張性心筋症が起こる場合があります。多くの場合は遺伝性のものなので、親犬にこの病気にかかっていないかを調べておくと良いと思われます。


外耳炎


垂れ耳の長毛なので外耳炎には非常にかかりやすいとされています。子犬の頃から、耳を触られても嫌がらないように教えて、こまめにお手入れをしてあげてください。


アメリカン・コッカー・スパニエルの飼い方とは?


アメリカン・コッカースパニエルは、美しい外見からは想像がつかないほど体力があり、運動が大好き!

出来れば、毎日朝晩で1時間程度のお散歩をしましょう。遊ぶことも大好きですので、ドッグスポーツなどにも向いています。飼い主と一緒にエクストリームやアジリティなどに挑戦するのも良いかもしれませんね。

被毛については、美しさを保つためにかなりの手間がかかります。

適度な間隔でトリミングを行い、出来れば毎日、少なくとも週に2〜3回のブラッシングを欠かさないようにしましょう。

そして、アメリカン・コッカー・スパニエルは小柄ながらとても食欲旺盛で太りやすい体質ですので、しっかりとした食事管理が必要です。

肥満はさまざまな病気の原因にもなりますから、くれぐれも太らせないように心がけましょう。

アメリカン・コッカー・スパニエルの子犬の動画はコチラ♪

もう、見ているだけでコチラの目じりも下がりっぱなしになりますね♡好奇心旺盛で愛らしい姿で甘えらてこられたらメロメロです。

アメリカン・コッカー・スパニエルは、見た目の美しさと明るく陽気な性格が特徴のとても暮らしやすい犬種です。

愛犬と活動的に暮らしていきたいという方にオススメです♪

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