情報に惑わされないようにしましょう!

引用の出典元:shutterstock.com

犬は人間のように汗腺が肉球にしか無いため、塩分を排出できないという考え方から、犬の健康についての多くの情報では「犬に塩分は与えてはいけない」とありますよね。

食育のスペシャリストや、はたまた獣医師さんでさえも「犬と塩分」について発信しています。

特に私たち飼い主は、獣医師さんが言っているのなら…と思うことが多いので、愛犬の食事やオヤツなどから必死に塩分を排除しようと頑張ってしまいます。

実は人間も汗から排出する塩分の量は、排出量全体の約1割ほど。摂取した塩分の多くはオシッコによって排出されています。犬も同じ哺乳動物ですから、オシッコで塩分を体外に排出できるのです。

犬にも私たち人間と同じように、ある程度の塩分は必要です。

氾濫している情報をそのまま信じてしまうことによって、愛犬の健康にも影響してしまうことがあります。

そうならないためにも、私たち飼い主が情報に惑わされること無く、積極的に愛犬の健康について学んでいかなくてはいけませんね。

愛犬の塩分は足りてるのかな?

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では毎日の暮らしの中で、愛犬の塩分が足りているかどうかを知るにはどうすれば良いのでしょう?

日頃の行動と少し違うかも?ということが無いか、充分に観察をしてみてください。

塩分不足の場合は、次のような行動にとる可能性があります。

  1. 人間の手や足など、身体を良く舐めるようになる
  2. 自分の脚の裏を良く舐める
  3. 自分以外の犬のオシッコを舐めるようになった
  4. 地面や土、コンクリートの壁などを舐めるようになった
  5. 人間が使った後のティッシュを食べようとする

など、犬は本能的に塩分が足りないと感じた時にそれを補おうとするのです。

この他にも、今までしなかった行動を取る場合もありますので、日頃の食事内容や生活習慣などを考えてみて、場合によっては塩分不足を疑ってみても良いかもしれません。

さらに塩分不足になってしまった場合は?

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前項でお伝えした、ちょっとした愛犬の変化に気づかないまま、さらに愛犬の塩分が足りなくなった際は、次のような症状が出てくる場合があります。

  1. 軽い下痢や嘔吐などでも、動けないほどの状態になる
  2. オシッコの色が濃い黄色になる
  3. 意識がはっきりせず、飼い主の声などに反応しづらくなる

また、シュウ酸カルシウム結石が出来やすくなり、腎臓の数値が上がり始めます。
私たち人間と犬の腎臓の働きはほとんど同じで、身体の老廃物を排泄しイオンバランスの調節をしています。

そのバランスが崩れてしまうと運動障害が出てしまう犬もあるのですが、塩分不足だと気づかないままだと、他の病気と誤診されてしまい重症化してしまうことさえあるのです。

少しでも愛犬の様子がおかしいなと思ったら、なるべく早めに獣医師の診断を受けるとことをお勧めします。

いったいどれくらいの塩分が必要?

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犬に塩分は必要!といわれても、では一体どのくらい与えれば良いのか解からないというのが本音ですよね。

犬の身体が必要とする一日のナトリウム摂取量は体重1kgあたり50mgと言われ、体重10kgの犬では500mgとなります。これを塩分に換算してみると、体重10㎏の犬では1.27g。

一般の食材で見てみると、ロースハム薄切り2枚半で1.25g、ちくわ2本で1g程度です。

私たち飼い主は、犬に塩分は必要が無いと思い込んでいるため、極力塩分を排除することばかり考えてしまいますが、実は犬にも人間同様、塩分は必要不可欠なものなんですよ。

ただ、その摂取量をきちんと把握することが大事!

「塩分はOKなんだね」といって人間の食べ物を与えすぎれば、当然、愛犬の体調を崩すことになりかねません。

ドライフードを食べている犬は、フード自体に塩分が含まれていますから、あえて塩分を別に取る必要はありませんが、手作り食を食べている犬は、いま一度塩分が足りているかどうか見直す良い機会かもしれませんね♪

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