心を閉ざした老犬

引用の出典元:www.facebook.com

16歳の老犬"ジュメルダ"は、オーストラリアの動物保護施設『グンヤー・アニマル・ヒーリング・サンクチュアリ』に保護されました。

この施設は、犬や猫だけでなく、手術が必要な馬や子ヤギなど、多種多様な動物を引き取って育てています。

ジュメルダの過去にどんな辛いことがあったのかは、彼女自身にしかわかりませんが、よほど辛いことがあったようです。

一度は里親の元で暮らしたことがあるものの、固く心を閉ざしたままのジュメルダは、17歳で再び施設に返されてしまいました。

それからのジュメルダは、施設の動物たちや人間にも距離を置くようになり、スタッフたちは心配の日々を過ごします。

老犬に寄り添う老猫

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そんなある日、施設に高齢の猫"タヒリア"が迎えられます。タヒリアはとても優しく面倒看の良い老猫で、しょんぼりしているジュメルダに寄り添うようにまとわりつきました。

2週間が経つころには、まるで昔からの友人のように仲良くなり、2匹はいつも一緒に過ごすようになっていました。

タヒリアは、耳の感染症を持っていたジュメルダを慰めるようにして、いつも耳の毛づくろいをしてくれたそうです。

どれだけスタッフたちが愛情をかけても心を開かなかったジュメルダが、こんなにも嬉しそうにしている姿に、保護施設の創始者のキャシーさんは驚きを隠せませんでした。

ヒーリング効果は施設全体に広がって

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タヒリアのヒーリング効果で心を開いたジュメルダは、施設にいるほかの犬や猫だけでなく、スタッフたちにも心を開き始めます。

不思議な力を持つタヒリアは、保護施設に保護される犬や猫、子ヤギにも深い愛情を見せ、病気の動物の看病も率先して引き受けるようになりました。

そんなタヒリアの姿を見習ってか、ほかの猫たちも犬や子ヤギたちの体を舐めたり横に寄り添ったりして、施設全体にヒーリング効果が広がっていきます。

互いを優しく包み合う美しい光景

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グンヤー・アニマル・ヒーリング・サンクチュアリには、もう1匹の超高齢犬"サーシャ"がいます。この2匹は、もう里子には出されずに、ずっとこの施設で暮らしていくことが決まっています。

2匹は、新しく施設に来た犬に安心して良いことを教える存在として活躍しています。老猫のタヒリアは「何にも心配はいらないからね」と、動物たちに寄り添うのが日課です。

様々な種が暮らす広大な保護施設には、まったりとした穏やかな空気が流れています。大雨のあとにかかる虹が動物たちの幸せを象徴しているかのよう。

18歳になった超高齢犬のジュメルダは、今日も猫に毛づくろいされて毎日を満喫しているそうですよ。

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