15歳の超高齢犬に救いの手が!

引用の出典元:www.lifewithdogs.tv

ラブラドールミックスの"ベアー"は、ニューヨーク州のとある家の裏庭で、15年間という長い月日を重い鎖に繋がれたまま暮らしていました。

このまま彼の一生は終わってしまうのか、とも思える超高齢犬です。

しかし、「犬舎を必要としている老犬がいます」と、心ある人からの通報があったことでベアーの運命は好転し始めます。

通報を受けたのは、動物救助隊「ガード・オブ・レスキュー」です。犬の元に駆け付けたスタッフが目にしたのは、かなり老朽化した犬小屋でした。

犬小屋の中にはワラが敷かれていたものの、老犬になったベアーが冬の寒さをしのぐにはあまりにも粗末な状態です。

ラッキーなことに、ベアーには暴力を受けた形跡はなく、穏やかな表情で近づき尻尾を振って喜びました。

15年の拘束から解き放たれる瞬間が訪れて

引用の出典元:www.youtube.com

ガード・オブ・レスキューは、「ベアーを引き取らせてくれないか」と飼い主を説得します。

その結果、飼い主は子犬だったベアーを手に入れた際、すでに室内犬を飼っていたことや、大きな犬を番犬として外で飼うことは当たり前だ、と思っていたことがわかりました。

一昔前ならそうした常識も通用していましたが、現代では基本的に室内で犬を飼い、安全かつ愛情深く飼育するのが当たり前になっています。

おそらく長年装着されたままの首輪や鎖の金具は固着していたのでしょう。大きな体のスタッフは、ベアーを拘束していた鎖をカットします。

そしてついに、ベアーは重い鎖から解き放たれたのです!

「さあ、今日から君は自由なんだ!」その声に、ベアーはゆっくりと周りのスタッフたちに挨拶をしに回りました。

15年の犬生で初めて知った広い世界

引用の出典元:www.facebook.com

ガード・オブ・レスキューによって保護されたベアーは、まっすぐにグルーミングのためのスパに向かいました。

そして、綺麗になったベアーを連れてニューヨークのビーチに車を走らせます。15年も生きてきたベアーにとって、初めての海が目の前に広がっていました。

ベアーは海に足を浸したまま、カモメが空を飛び交う様子をいつまでも眺めていました。海岸線を歩くベアーは砂の感触をこよなく愛し、どこまでも歩いていけそうな様子です。

翌日には車でスターバックスまで行き、この世で初めての美味しい「パプチーノ」を満喫しました。

そして、温かい室内でゆったり横になって眠っても良いことを学びます。

多くの犬が当たり前に経験しているすべてのことが、ベアーにとっては初めてのことばかりだったのです。

犬にとっての幸せを求め続けて

引用の出典元:www.lifewithdogs.tv

ベアーは15歳という超高齢犬だったため、ガード・オブ・レスキューでは年長者とマッチングするのでは、と考えていました。

ところが、ベアーの里親に名乗りを上げたのは若い女性でした。ネットでベアーのストーリーを知ったケリーさんは、彼に最高の環境を用意したいと考えたのです。

ベアーのためだけの新しいベッドにオモチャを用意し、最大の愛情でベアーを迎えました。

もしかしたらベアーは番犬として鎖に繋がれたままでも、それなりに幸せだったのかもしれません。

しかし、ガード・オブ・レスキューは、そうではない生き方もあることを、これからも飼い主に説得し続けていくそうです。

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