受験勉強をするのに犬の鳴き声がうるさい!

犬の鳴き声がきっかけとなって起きたこの事件は、2015年11月3日、大阪府八尾市東山本町の住宅街で起きました。

45歳の無職の男は、86歳の男性が住む家の台所の窓に向けて、金属製の矢を発射したのです。

クロスボウ(洋弓銃)から放たれた矢は長さ40センチ、直径7ミリ。窓ガラスを貫通して部屋の天井に突き刺さりました。

実はこの男、11月5日、被害者男性と同居する親族の女性(57)に対し「犬の鳴き声がうるさい。お前も殺すぞ」と脅かしたとして、脅迫の容疑で逮捕されていました。

建造物損壊の容疑での再逮捕当時、男は「やっていない」と否認したものの、自宅を捜索したところ同じタイプの矢が複数本見つかり言い逃れができない状況となります。

逮捕した大阪府警八尾署によると、その後の取り調べで「受験勉強をするのに犬の鳴き声がイライラするから」という理由でクロスボウの引き金を引いたと供述したとのこと。

被害にあった住人らに怪我はなかったものの、万が一低い位置に発射されていたら、大変な事態になっていたことは明らかです。

参照元:八尾市(大阪) | 「犬がうるさい」近隣住宅に「クロスボウ」 45歳男を逮捕 | あさチャン! | TVでた蔵 | テレビ

参照元:[白熱ライブ ビビット (2015年12月1日放送回) ]の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)

男の中の「なにか」がズレていることはたしか

45歳で受験勉強?と不思議に思われた方もいらっしゃるかと思います。インターネット上では、男は医師になるべく27浪中だったという情報も流れています。

仮に受験を突破し医学生になり国家試験に合格したとしても、医師法第4条 により医師免許は保留される可能性があります。

たとえ医師免許を取得できたとしても、誰がこんな事件を起こした医師に診察してもらいたいと思うでしょうか。

しかも、男が逮捕される1年前には、被害者宅の飼い犬が何者かによって金属棒で刺されていたことがあったのです。これに関しても警察は関連性がないか調査するとのこと。

男は事件の2年ほど前から、昼夜を問わず犬や猫が嫌がるモスキート音やラジオを大音量で流し続け、近所からも警察に苦情が入っていたという事実もあり、トラブルは20年以上も続いていました。

あえて言葉を濁しますが、男は常軌を逸している、としか言いようがありません。

クロスボウが安易に入手できることも問題視される

引用の出典元:www.flickr.com

クロスボウは海外では狩猟等でも使われていますが、日本ではスポーツグッズとしてインターネットなどで手軽に購入でき、その使用方法は各人のモラルに任せられています。

クロスボウはフライパンを貫通するほどの威力があるにもかかわらず、所持や使用に関しての取り締まりはありません。

人や犬にクロスボウで金属棒を発射する事件は、これまでにも複数件発生していることから、なんらかの規制が必要だと考える人も多くいます。

しかし、クロスボウを適切に扱い、趣味で楽しむ人たちにとって、犯罪に使われることは大変迷惑な話です。

飼い主は犬の鳴き声が騒音だという認識も必要

引用の出典元:www.photo-ac.com

ここまでは事件の概要についてお伝えしてきましたが、ここからは角度を変えて「犬の鳴き声」について考察していきたいと思います。

確かに、逮捕された男は常軌を逸しています。しかし、86歳の男性に犬の鳴き声が近所迷惑になっている、という認識はあったのでしょうか。

飼い犬の鳴き声はこの男の家にだけ聞こえているわけではなく、数十メートル、風向きによっては数百メートル先まで届いていたことでしょう。

事件の起きた八尾市をご存知の方は分かると思いますが、道幅が狭いエリアや2戸1という長屋式の住宅もある街です。

全国どこであれ住宅が密集している地域において、毎日鳴き続ける犬の声は騒音と捉えられても仕方がありません。

愛犬家の私たちは、犬を鳴かせ続けることは近所トラブルを誘発する、という認識は最低限必要です。

宅配便が来た時だけだから、朝だけだから、と思っているのは飼い主だけ、ということも多いもの。生活リズムも価値観も違う人間同士が気持ち良く暮らし続けるためには、近隣への配慮をする必要があります。

一度ご近所さん側の気持ちになってみると、犬の声は想像以上の騒音であることに気がつきます。

みなさんのご近所でも、屋外で何時間でも鳴かせ続ける飼い主さんはいませんか。

筆者の近隣では夜中に散歩をさせる家庭もあり、「散歩前の興奮のワンワンがうるさくて毎晩目が覚めてしまうんだけど、なんとかならない?」と相談を受けたこともあります。

犬を飼っている人ですら、「毎日うるさくてたまらない。しつけをしてあげれば犬も飼い主も辛くないのにね」と感じるのですから、犬が嫌いな人や飼育していない人からすれば、騒音以外の何ものでもないことは明確ですね。

無駄吠えは年齢とともに治まるケースも多いですが、飼い主と愛犬、そして近隣住人が無駄にストレスを抱えて過ごす必要はありません。

もし愛犬の無駄吠えが治らずに悩んでいる方がいれば、深刻な近所トラブルを起こさないためにも、ぜひプロのしつけ教室に行ってみてはいかがでしょうか。

「こんなにお利口になって無駄吠えがなくなるなんて信じられない、もっと早くしつけし直してあげれば良かった!」と思えるはずです。

私たち愛犬家は今回の事件を他人事として捉えず、モラルと愛情を持って犬を飼育してあげたいですね。

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Tsunayoshi ひまわり
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