ホームレスは全財産をつぎ込んで愛犬を探していた

引用の出典元:www.thedodo.com

8月の早朝、ジョージア州ディカーブ郡のアニマルサービスに到着した職員は、玄関前に横たわっている若いホームレス男性を発見しました。

どうやらこの不思議な男性は、安全に眠れる場所としてシェルターを選んだのではないようです。

職員が男性に事情を尋ねると、「世界で最も親しい友人を失ってしまったんだ」と、最愛の犬が行方不明になって必死に探していることがわかりました。

男性は、自分の犬がすでにシェルターに保護されていることを期待して、持ち金のすべてをはたいてバスに乗り、ようやくシェルターに辿り着いたのです。

頭上に落ちているのは、空っぽになったお財布なのでしょうか?

愛犬はすでに別のシェルターに保護されていた!

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シェルターの職員は彼の犬の特徴などを聞き、ほかのシェルターに確認したところ、約2週間ほど前に彼の犬と思われる迷子犬が収容されていることがわかりました。

しかし、今の彼は自分の体と薄汚れた洋服だけが全財産です。愛犬の元に行くには、隣町まで歩いて行くしか方法がありません。

そのことに気が付いた職員は、電車賃を彼に渡すことにしました。1分でも早く愛犬に会いたい彼にとって、職員からの親切はどれだけ嬉しかったことでしょう。

大切に育てられていた愛犬

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別のシェルターに保護されていた彼の愛犬"タータ"の健康状態に問題はなく、職員も、この犬は飼い主ととても幸せに暮らしていたのだろう、と感じていました。

そのあと、この犬の飼い主がホームレスだ、と言うことを聞くことになりますが、彼に犬を渡さない理由はどこにもありません。

電車賃をくれた職員の小さな心遣いにより、彼は無事に愛犬の待つシェルターに到着します。

彼は所有している財産こそありませんでしたが、彼と愛犬には「愛」という素晴らしい財産がありました。

それは、2人の再会シーンを見るだけでわかります。

再会シーンから伝わる愛

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シェルター職員がタータを連れて来た瞬間、ホームレス男性は床にしゃがみ込み愛犬を迎え入れました。

2週間ぶりの再会です。タータは男性に飛びつき、全身で喜びを表現しました。ホームレス男性は喜びのあまりなのか空腹のためなのか、少し力が入らない様子です。

それでも愛犬をしっかりと抱きしめ、職員に感謝の気持ちを伝えました。



愛犬以外に何も所有していない男性に対し、シェルター側は本来請求するべき引き渡しの手数料を無料としてくれました。

さらに有難いことに、先のディカーブ郡のアニマルサービスは、ホームレスの同伴動物の世話を支援するためのプログラムを開始していました。

2人がもし、将来それが必要な場合は、いつでも利用することができるようにしてくれたのです。

シェルターの担当者は「自分の食べ物すら満足にないホームレスの人にペットを返すことに対して理解を示さない人もいますが、ペットを大切に世話するホームレスもいるのです」と語っています。

何らかの事情でホームレスになってしまった人にとって、自分と一緒に過ごしてくれるペットは唯一の宝物なのですね。

飼い主からもう2度と離れないでね、タータ。今の彼を支えているのは、あなたの元気な笑顔なのですから。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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