トルコでは珍しくもない犬の交通事故

引用の出典元:www.youtube.com

ある朝、トルコの高速道路上の真ん中で白い子犬が車に跳ねられてしまいました。すると、どこからかもう1匹の茶色い子犬が現れ、倒れたままの仲間を励まし始めたのです。



茶色い子犬は、道路にお腹を付けたまま白い子犬の頭に手を乗せたり、口を開けたりしています。それは「動いて!ここにいたらダメ、起きて!」と必死に伝えているかのようでした。

しかし、白い子犬は口から血を流し、目を開いたまま身動き一つできない状態です。

その真横を大きなトラックが通り過ぎて行きました。トルコでは、こうした犬の交通事故は決して珍しい光景ではないのだそうです。

瀕死の子犬は奇跡的に命を繋いだ



たまたま事故現場を通りかかり救助の手を差し伸べたのは、人権協会の男女2人でした。女性は白い子犬の元に歩み寄ると、両手で抱えて道路脇まで連れて行きます。

その間も車が通りますが、何人も子犬の元に集まっていたのでスピードを緩めよけてくれました。

子犬をそっと地面に置いて様子を見たのですが、やはりまったく動く気配はありません。呼吸はしているものの目は見開いた状態なので、ショック症状を起こしているのでしょう。

女性はハッチバック車の荷室に白い子犬を乗せ、病院へと連れて行きました。早い段階で獣医の診断を受けることができたため、一命を取り留めたそうです。

子犬を跳ねたまま放置したのも人間ですが、命を繋いだのも同じ人間でした。

仲間を励ましていた茶色い子犬は行方不明に



気になるのは瀕死の仲間を励まし続けていた茶色い子犬です。

女性が白い子犬を救助している間に、茶色い子犬が道路に向かって再び歩いて行く映像は残っているのですが、特に保護された様子もなくそのままどこかに姿をくらましてしまったようです。

トルコと日本の高速道路とはどうやらイメージが違うようで、すぐ横に民家らしきものが写っていますし、人も道路を横切っています。

実は、この子犬の救出劇は動画に撮られているのですが、誰が撮ったものなのかがわかりません。もしかしたら、道路からさほど遠くないところに住んでいる人が撮影したのかもしれません。

日本人の感覚からすれば、撮影なんかしていないで茶色い子犬も保護してほしかったと感じますが、やはり国が違うと野良犬事情や人々の犬への価値観も違うのでしょう。

ただ、「傷ついた命をなんとかして助けたい」と思う美しい心は、万国共通であることは間違いないですね。

どうか、茶色い子犬も無事に生き延びていますように。

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Tsunayoshi ひまわり
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