生き埋めの共犯にさせられた3人の男子生徒

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千葉の県立高校の男性教諭(36)は、自分の管理する農業実習用の温室内に野良猫が産んだと思われる5匹の子猫を発見しました。

教諭は担当クラスの男子生徒3人を呼び、目的を告げることもなく実習用の畑の隅に穴を掘るよう指示しました。

スコップで黙々と穴を掘った男子生徒は、まさか自分たちが掘った穴に子猫が生き埋めにされるとは、知る由もありません。

教諭が温室から穴まで子猫を運ぶ途中スコップから落ちたため、あろうことか生徒に拾わせます。

教諭は5匹の子猫をスコップに乗せると、掘られたばかりの穴に子猫を投げ入れ土を被せました。

その瞬間、3人は自分たちが何をさせられたのかを悟ったのです。

生徒の心を無視した教諭の誤った価値観

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この事件は、男子生徒3人が学校にカウンセラーを紹介してほしいと相談をしたことで発覚しました。

自らの手で子猫たちの命を奪う行為にかかわってしまった、そう感じてショックを受けてしまったのです。安直な教諭の行動は、どれだけ3人の心を傷つけたでしょうか。

高校生は感受性が強い時期でもあり、高校時代の経験はのちの人生の方向すら決める大切な3年間です。まして、教師たるものは「命の尊さ」を説く立場のはず。

千葉県警が動物愛護法違反の疑いで教諭に事情を聴くと、動物愛護に対するまったくの無知ぶりが浮き彫りになりました。

教諭は「自分は田舎育ちで、周囲の人たちがそうしているのを見ていたので、気にもしていなかった」と語ったのです。

つまり、『人間にとって邪魔になった動物の命は殺せば良い』という価値観を、36歳になるまで変えられなかった、ということになります。

かつての時代であれば、そうした行為も許されていたかもしれません。しかし、動物への接し方がまるっきり変化した現代において、命を軽んずる行為は絶対に許されません。

もし、動物愛護法が制定されていることすら知らなかった、というのであれば、「教育は人なり」にふさわしくない人間ということになります。

教育は、教諭の能力にかかっていると言っても過言ではありません。今回の事件は、まさにその真逆の教諭によって起きた事件と言えるでしょう。

教育現場に今求められるものとは

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事情聴取を受けた教諭は、3ヵ月の停職処分になりました。当然というよりは、資質に疑問府をつけたくなるような教諭が、今後も教壇に立ち続けるのかと思うと少々不安も残ります。

成長段階にある子どもたちに、教育が与える影響は計り知れません。しかし、昨今の学校不祥事を見るにつけ、教育現場で働く教諭のレベルが下がっていることを感じます。

今回の事件であれば、教諭は校長などの管理職にまず事態を伝え、指示を仰ぐことが必要でしたし、その上で動物管理センターに連絡を入れるなど、少なくとも生き埋めにせずとも十分に解決できたはずです。

「互いを思いやり、命ある生き物すべての尊厳を大切にすること」こうした命の教育が強く求められているのではないでしょうか。

生徒のことは後回しで、自分に課せられた責任を逃れるために子猫たちを葬ってしまった教諭。彼もまた命の教育を受けてこなかった一人なのかもしれません。

家庭、学校、地域社会が一体となって、人や動物を愛する心を持つ人間を育てていけたら、動物虐待事件も起きなくなるでしょう。

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