「犬を飼う」ということへの覚悟はあるか?

引用の出典元:www.flickr.com

まず大前提として、ペットショップで購入する場合でも里親として引き受ける場合でも「犬を飼う」という行為に何の違いもありません。

飼い始めたら一生涯その犬を大切にし、面倒を見続ける必要があります。

現在の動物愛護法には「動物の所有者は、その所有する動物の飼養又は保管の目的等を達する上で支障を及ぼさない範囲で、できる限り、当該動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(以下「終生飼養」という。)に努めなければならない。」という内容が含まれています。

つまり犬を飼うということは犬の生涯、長ければ20年近くという年月、命に対する責任を持つということです。

ペットショップなどで購入する場合には、その覚悟を問われることはほとんどないと思いますが、里親になる場合、その犬が二度と不幸な目に合わないよう、何度もその覚悟を確認されると思います。

また、犬との生活を想定するためにさまざまな項目の質問をされることも。以下はある保護団体が里親希望者に行う事前アンケートの一部です。

・犬を飼った経験はあるか?
・家族全員が犬を飼うことに賛成しているか?
・留守番時間はどれ位?
・旅行の時はどうする?
・犬を飼いたい理由は?
・主に世話をするのは誰?
・家族の中にアレルギーを持っている人は?

また、飼育環境の事前確認(家の中をチェック)があったり、終生飼育の観点から同棲中のカップルや60歳以上の単身世帯には譲渡しない、3か月に一度写真とともにメールで近況報告をするという決まりがある団体も。

これをみて「面倒だな」と思う人もいるでしょう。でも現実には、こういった面倒なことを抱え込むということが犬を飼うということなのです。

事前にしっかり考え、飼い始めてから困ってしまわないように心構えをしておきましょう。

保健所か譲渡会かネットか…犬を譲り受ける場所を考えよう

引用の出典元:www.flickr.com

いざ里親になりたいと思った時、どこに相談すればいいのでしょうか?

主に方法としては3通りあります。

ひとつは住んでいる自治体の動物愛護センター(保健所)から引き取るという方法。自治体によって異なりますが、好きな時にセンターを見学して犬に触れあうことができる所や、決まった日時の譲渡会に参加する必要がある所などそれぞれです。

次に、ボランティア団体などが開催している犬の譲渡会にいくこと。地域の情報誌やインターネットなどで開催日時などが告知されていることが多いのでこまめにチェックしてみましょう。
本当に飼うか決めかねているという人も、何度か足を運んで実際に犬を見たり、ボランティアの方と話して考えてみるというのもいいと思います。

そして、里親募集サイトで犬を探すという方法もあります。
ボランティア団体などが運営するホームページや、それらを集約した里親募集サイトをチェックしましょう。気になる犬がいれば、アンケートフォームなどを記載した上で保護している方と連絡を取り、いわゆる「お見合い」の段取りをつけます。

無料とは限らない!飼うためにかかる費用を知っておこう

引用の出典元:www.flickr.com

犬を譲り受けるというと、「無料」だと思っている人も多いようですが、場合によっては保護された時点からかかった必要経費を新しく飼い主となる人が負担する可能性もあります。

これは団体などにより異なりますが、予防接種やフィラリア予防、怪我の治療、去勢避妊手術の費用を折半したり全額負担することが多いようです。

残念なことに、里親募集をして必要以上のお金を請求する詐欺も存在します。

必要経費を請求する場合、ほとんどの保護団体では動物病院の領収書などで金額の証明をしてくれますので、それがない場合は慎重に確認を取るようにして下さい。

苦労も喜びに変えてくれる犬の底力

引用の出典元:www.flickr.com

犬を飼うことは最高に素敵なことですが、いいことばかりではありません。
面倒なこと、大変なこともたくさんあるでしょう。また、里親という選択には、思いもよらない難関やトラブルが待ち受けている可能性もあります。

しかしそれを乗り越えて家族や愛犬との絆を深めていくこともまたドッグライフの醍醐味です!

始めからネガティブなことばかり考える必要はありませんが、ある程度さまざまな状況を想定しておき、心の準備や環境整備をしておくことも大切です。

放棄犬の里親となった筆者が言えることは、もし次の犬を迎える機会があれば、必ず里親になるという選択をするだろうということ。

里親になるのは大変ですが、関係を深め、作り上げていく工程は何にも代えがたい喜びと楽しみがあるのです!

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事についたタグ