動物保護団体が流した「一時中止」はデマ?

引用の出典元:www.forbes.com

動物愛護団体『国際人道協会(HSI)』は、2017年のユーリン犬肉祭りは地元当局によって一時中止するとした「禁止令」が6月15日に発効される、と言っていました。

しかし、祭り前からたくさんの犬たちがトラックに載せられ運び込まれていたのです。つまり、HSIの言っていた内容は、結果としてデマだったということになります。

中国・陝西省楡林市(以後、ユーリン)当局も、犬肉業者に対して今年も犬肉を販売することを結局は許可してしまいました。

人間が金の亡者になり癒着にどっぷり浸かっているせいで、毎年1万匹もの犬と数千匹の猫が虐待されてから調理されるのです。

今年もまた続々と各地からユーリンに犬たちが集められてきました。動物たちを救助すべく、祭り前から中国人や世界中から個人、団体、医師たちが集まり、1匹でも多くの犬たちを救出する活動を開始しました。

昼夜を問わず続けられる救助活動


ケージに詰め込まれた状態の犬たちは、10時間以上もかけて堵殺場へと運び込まれます。その間、水などをもらえるはずもなく、暑い日差しや圧迫で亡くなってしまう犬もいます。

動物保護活動家たちは、犬が乗せられたトラックを自分たちの車で囲い行く手を阻みます。そして、犬肉業者の運転手が携帯することを義務付けられている「ワクチン接種の証明書」の提示を求めるのです。

ほとんどの犬肉業者は、これから堵殺する犬にワクチンを打っているわけもなく、活動家たちはそれを盾に警察に通報します。何十人もの警察官たちが物々しい雰囲気で、通りに立っている様子も見られます。

その結果、犬肉業者たちはトラックと積み荷である犬たちを手放さざるを得なくなるわけです。

こうした地道な救助作業は、昼夜を問わず来る日も来る日も続けられていたのでした。

保護した犬の数は1,000匹を超すことができましたが、医師やボランティア活動家が圧倒的に足らないのが事実です。

さらに、病気の犬の治療や犬の里親探しなど、犬の命を繋いでいくための活動は今後益々大変なものになります。

多くの犬には首輪が残されていた…

引用の出典元:www.facebook.com

この祭りを阻止すべく動いている動物愛護団体『ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル』の情報によると、およそ8割の犬が盗まれたペットであるということです。

それは保護された犬たちの首輪を見れば一目瞭然でした。中には、犬のTシャツを着たままケージに詰め込まれている犬もいます。

繋がれている飼い犬を盗むのはまだ良いほうで、場合によっては飼い主と散歩している愛犬を強奪するという、恐ろしい事実があるのです。

活動家らに保護された犬たちの悲惨な状況は、言葉で言い尽くせないほど酷いものです。首輪が付いたままの犬は弱り切り、数歩歩いたところでバッタリと倒れてしまった犬もいます。

現実に犬が苦しむ映像はあまりにも酷過ぎるためここには掲載しませんが、ユーリンでいったいどれほどの壮絶なことが行なわれているのか、そして本当の犬の苦しみを分かち合いたい方は、Priscy Fernandez氏のFacebookで確認してください。

2017年ユーリン犬肉祭り開催の裏で

引用の出典元:www.forbes.com

2017年6月21日から10日間に渡り、この忌まわしいユーリン犬肉祭りは開催されています。

ロサンゼルスに本拠地を置く動物権利擁護団体『Animal Hope&Wellness』の創始者Ching氏は、ご自身の目で開催の事実を確かめたと語っています。

Ching氏によれば中国に住む人々の多くは、こんな祭りが存在することは知らないそうです。

Ching氏は堵殺場にも足を運び、その悲惨な状況を目の当たりにしました。そこには幼い子どもたちもおり、犬を激しく虐待し死に至らしめる大人たちの姿を見ています。

虐待行為を行う大人を見て育つ子どもたちの心に与える影響はいかばかりでしょうか。

Ching氏は、子ども時分に経験した残酷さは、のちの人生における暴力行為と相関していることが、研究によって証明されていると言います。

Ching氏を動物保護活動に駆り立てるエネルギーは、こうした子どもたちに残酷な場面ではなく、笑顔の大人を見せたい一心から湧いてくるそうです。

これからも犬たちの保護活動と並行して、アメリカ同様に中国にも動物保護法を導入し、犬肉の貿易を禁止するよう働きかけていくとのこと。

あくまでも噂ではありますが、日本のペットショップで売れ残った犬たちが、密かに貨物船で運ばれているという情報も流れています。

ユーリンの犬肉祭りで起こっている現実を知れば知るほど、「単なるよその国の習慣だ」では済まない気持ちになるのではないでしょうか。

動物愛護団体『ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル』では、こうした世界的な関心や具体的な阻止行動により、2017年ユーリン犬肉祭りでの犬の売買数は明らかに少なくなっていると伝えています。

現代において食肉としての必要性もなく、ペットでもある犬を食べてほしくない、そう多くの方が感じていることでしょう。

このノーマルで素直な感覚こそが愛であり、どんな屁理屈にも負けない強さがあると信じています。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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