危険な食べ物①. ネギ類、チョコレート、生肉

引用の出典元:shutterstock.com

ここでは、最も危険で食べると愛犬の命に関わるような食べ物を紹介します。



ネギ類 (ネギ、タマネギ、にら、ニンニクなど)


  

何故これらの食物が危険なのかというと、タマネギに含まれる「アリルプロピルジスルファイド」という成分が、犬の赤血球を破壊してしまうのです。そのため、犬の血中酸素が不足し死に至ることがあるのです。

ただ、やっかいなのはこのタマネギ中毒は、食べてからすぐ症状が出るわけではないのです。だいたい2,3日くらいたってからのことが多く、また、飼い主が気がつかないうちに犬が口にしてしまった場合もあります。

また、ネギ類を煮込んだあとのスープ類にもネギ類からこの成分は溶け出していますので与えない方がいいようです。

致死量ですが、おおむね体重1㎏に対し15~20gと言われています。食べてしまっても特に変化が見られなければ中毒は起こしていないので大丈夫です。


チョコレート(カカオ類)、コーヒー、緑茶など


これはチョコレーに含まれる「テオブロミン」という成分が原因で起こる中毒症状です。

また、コーヒーなどの含まれるカフェインは、チョコレート中毒と同じような症状を起こすと言われています。その致死量は、体重1㎏に対し50~100gといわれています。


生肉(トキソプラズマ病の危険性があるため)


特に鶏肉と豚肉の生は与えないようにしてください。生肉の中には、トキソプラズマ病の原因となるものが含まれていることがあり、生肉のみならず加熱不足の場合もこの病気になる可能性があります。



以上が犬に与えると最も危険と言われている食べ物です。ですが、これらの食べ物も中毒を起こすかどうかは、大変個体差があります。

沢山食べても大丈夫な子もいれば、ほんの少しの量で中毒症状を起こす子もいます。もし、万が一愛犬がこれらの食べ物を食べてしまったら、よく愛犬を観察し、何かの異常が見られればすぐに動物病院へ行くことをお薦めします。

危険な食べ物②. 甲殻類、ブドウ、貝類、ナッツ類、牛乳など

引用の出典元:shutterstock.com

次は、これらの食べ物を食べることによって、いろいろな症状が出る可能性がある食べ物です。


かに、エビなどの甲殻


これらは犬がよく好む食べ物ですが、甲殻類の内臓には、ビタミンB1を破壊する物質チアミナーゼが含まれています。

この物質は、特に生の甲殻類に多く含まれているため犬にとっては危険な食べ物といえますただし、しっかりと加熱すれば、与えることはできます。


ブドウ、レーズン


これらの食べ物とのはっきりとした因果関係はわかりませんが、中毒症状を起こしたり腎障害を起こしたりします。

特にブドウの皮が危険だと言われています。はっきりとした原因はわからないのですが、中毒症状を起こす犬がおり、最悪の場合死に至るケースもあるようです。やはり、食べさせてはいけない食べ物の一つでしょう。


貝類(アワビ、トリガイ、トコブシなど)


光線過敏症になりやすいと言われています。耳などの毛の薄い部分が腫れたり赤くなったりすることがあるようです。特に3月から5月にかけては、毒素が強まる時期になりますので、食べさせないようにしましょう。


マカデミアンナッツなど


マカダデミアンナッツは、その原因は解明されていませんが、やはり、無気力、嘔吐などの中毒症状が現れる場合があるので、与えない方がよいとされています。

また、ピーナッツは、成分の半分が油分でできており、マグネシウムが多いため結石になりやすいとされています。


香辛料(カレー粉など)


香辛料などの刺激物は、犬の内臓に影響を与えるとされています。やはり、与えない方が無難だといえます。


人間用の牛乳


牛乳に含まれているラクトースを分解するための酵素(ラクターゼ)を犬は、持っていないので、下痢になり安いと言われています。しかし、牛乳の場合は特に、個体差が大きく、与えても全く平気な子がいます。

危険な食べ物③. タケノコ、生卵、鳥や魚の骨など

引用の出典元:shutterstock.com

最後は、危険度は低いですが食べさせない方がいい食物を紹介します。


タケノコ、こんにゃく、椎茸など


消化不良を起こす可能性があります。


生卵


特に生の白身は与えない方がいいようです。生の白身に含まれるアビジンがビオチン(ビタミンB群の一種)を破壊するためと言われています。ただし、充分、加熱して与えるには問題はないようです。


鶏の骨、魚の骨


これらはかみ砕くととがった部分があるので、食道などを傷つける恐れがあるためです。
犬は特に鶏の骨がすきですから、口にしないように気をつけてあげましょう。

愛犬の誤飲には要注意!

引用の出典元:shutterstock.com

大まかに犬には与えてはいけない食べ物を見てきましたが、注意をしていても誤飲と言うことはあります。これを完全に防ぐことはなかなか難しいといえるでしょう。

ですが、もし誤飲してしまった場合、飼い主として注意深くよく愛犬の様子を観察すること、獣医師に相談することが大切ですね。

また、これらの食物による中毒症状は、必ず起きるというわけではないことを知っておいてください。

つまり、中毒を起こすかどうかには大変個体差があると言うことです。たとえ、大量に食べたとしても全く症状の現れない子もいれば、少しの量でも中毒を起こしてしまう子もいるのです。

ですから、もし誤飲してしまったら愛犬をしっかり観察することが大切ですね。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo