オーストラリアン・シェパードの外見と特徴:バラエティの富んだ被毛のカラーが特徴的

引用の出典元:www.shutterstock.com

オーストラリアン・シェパードの特徴は、毛色のバラエティの多さです。

ブルーマールという黒い斑点とグレーの配色の個体や、レッドマールと呼ばれる茶色や黒の斑点に茶色の配色の個体、茶色と白のまだら模様や、タンポイントという茶色い毛が顔や足などに配色されている個体など、大きく分けると4種類に分けられます。

オーストラリアン・シェパードの繁殖基準では、特に何色が良いという規定はなく、どの色でも優れた骨格や配色であれば良い犬とされます。

がっしりとした骨格でパワフルなオーストラリアン・シェパードは、牧羊犬と言うだけあって運動神経は抜群です。同じ牧羊犬のボーダーコリーと性質は似ているかもしれません。

走り回ることが大好きで、垂れた耳は愛嬌が感じられます。

オーストラリアン・シェパードが歩んできた歴史


「オーストラリアン・シェパード」というと、オーストラリアが原産国だと思われがちですが、実はアメリカが原産とされる犬種です。

祖先犬は、1800年代、オーストラリアからアメリカに移住してきた羊飼いによって運ばれたと言われています。

アメリカに渡ったオーストラリアの羊飼いたちは、アメリカの西部で暮らすようになり、この土地でオーストラリアン・シェパードも改良を重ねられていきます。

アメリカ西部もヨーロッパとは違い、土地自体が荒れていました。荒れた土地でも牧羊犬として機能する犬が必要だった羊飼いたちは、作業能力の高いもの同士を交配させるなどして、オーストラリアン・シェパードのクオリティを進化させていきました。

このようにしてオーストラリアン・シェパードは、厳しい環境でも作業をこなせる能力の高い犬種へと進化していったのです。

オーストラリアン・シェパードは羊飼いには欠かせない相棒でしたが、知名度は低い犬種でした。

しかし、第二次世界大戦後、カウボーイが荒馬を乗り回したり、投げ縄をしたりする「ロデオ」人気によって、オーストラリアン・シェパードの名も広がっていきます。カウボーイによるホースショーなどで、オーストラリアン・シェパードも見事な芸当を披露するようになったのです。以来、脚光を浴びるまで人気が急上昇します。

1957年には「オーストラリアン・シェパード・クラブ・オブ・アメリカ」が設立され、愛好家の急増に火がつきました。

さらに、1993年にアメリカのケネルクラブ、AKCに登録。以来、ドッグショーでも脚光を浴びることになります。

牧羊犬独特のがっしりとした外見に賞賛を集める一方、作業犬としての能力の高さも未だに重宝されていると言います。見せて良し、作業して良しの万能犬が、オーストラリアン・シェパードなのです。

オーストラリアン・シェパードの性格:賢すぎるのがアダに!?警戒心を忠誠心に変えれば良き相棒に

引用の出典元:www.shutterstock.com

オーストラリアン・シェパードは、元は牧羊犬であったことから、とても賢くて飼い主に従順な犬種です。

飼い主とは固い絆で結ばれることが多く、かけがえのない伴侶犬として役割を全うすることでしょう。

一方で、警戒心も強く独立心も旺盛なので、しつけを一歩間違えると扱いにくい犬へと変貌してしまいます。

愛玩犬として進化してきた犬は、ひたすら可愛いがることで犬も飼い主も幸せになれますが、オーストラリアン・シェパードのような使役犬は、リーダーとしての風格を持ち、厳しくしつけができる飼い主でないと絶対忠誠を誓ってくれません。

また、運動量もたくさん必要です。散歩だけでなく広場で思いっきり走らせる、といった少しハードな運動を行わせることも大切になってくるのです。

オーストラリアン・シェパードで気をつけたい病気


オーストラリアン・シェパードの寿命は12~15歳。たくさんの病気にかかりやすい犬種ですが、寿命は平均的です。

ただ、遺伝性の病気を持っているので、迎入れるときにはどんな遺伝病の因子があるかをきちんと把握しておくことが飼い主として大切です。

遺伝病が増えてしまった原因の一つに、ロデオ人気の時に行われた乱繁殖。目が見えなくなってしまう可能性がある白内障やコリー眼異常や、耳が聞こえなくなってしまう難聴に要注意です。

他にも、てんかんや鼻の日光皮膚炎などにも気をつける必要があります。

これはブリーダーが気をつけるべきことではありますが、ブルーマール同士の交配や、生まれつき短い尻尾の個体同士の繁殖は、先天的な障害を持った子どもが生まれやすいため避けるべき、とされています。

知識として頭に入れておくと、いざオーストラリアン・シェパードを迎入れるときに役立つかもしれません。

オーストラリアン・シェパードの飼い方や向いている家庭

引用の出典元:www.shutterstock.com

家庭犬としては少々飼うことが難しいオーストラリアン・シェパード。

小さな子どもがいる家庭では、かみつく危険性があるので要注意です。オーストラリアン・シェパードの性質を熟知してから飼わないと、犬も飼い主も不幸せになってしまいます。

ただ、活動的で運動が大好きな飼い主となら、絆を深めることも出来きて互いにかけがえのない存在となるでしょう。

牧羊犬としてヒツジを扱うことに長けているオーストラリアン・シェパードは、運動神経が良いだけでなく、とても頭の良い犬種でもあります。

臨機応変に対応できる能力も高いので、飼い主と頭を使うスポーツを楽しむと、優秀な成績を出せる可能性も秘めています。

実際に、アジリティなどの世界大会ではオーストラリアン・シェパードも大活躍しています。

さすが牧羊犬!軽やかな走りに圧巻!

引用の出典元:www.youtube.com

走る姿も軽やかで、見ていて飽きが来ません。

アジリティなどのスポーツも軽々こなしてしまうところも、オーストラリアン・シェパードの能力の高さを証明していますね。

オーストラリアン・シェパードの魅力と特徴まとめ


賢く俊敏なオーストラリアン・シェパードは、アスリート犬と言えるかもしれません。

頭を使いながら運動できるドッグスポーツで、オーストラリアン・シェパードの能力や魅力が最大限引き出されることでしょう。

ドッグスポーツに夢中の飼い主には、良き相棒となること間違いなしです。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事を書いたライター

Tsunayoshi サッチモ・ルイザ
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード