犬肉農場から解放されるも放棄された犬

引用の出典元:www.thedodo.com

タイに13年以上住み続ける男性、マイケル・チュールさんは、道路の脇にいた野良犬を見つけました。

これまでに何百匹もの犬を保護してきた経験から、犬がひどい飢餓と脱水状態にあり死が近づいていることを察し、すぐに保護することに。

マイケルさんが地元の人にこの犬について尋ねたところ、この犬はもともと地元の肉屋にいたことがわかります。

タイ政府では2014年に動物愛護法を制定し、犬肉の取引を禁止しました。それに伴い犬肉農場が閉鎖され、その際に多くの犬が開放されました。

マイケルさんが保護した犬"チャックチャック"は、ある男性によってその際に引き取られたのですが、すぐに放棄されてしまったのだそうです。

それ以来、チャックチャックは路上で暮らす野良犬となり、ときどき村人からもらうエサを頼りに生きてきました。

しかし、犬として必要な栄養や獣医のケアも受けられたなったチャックチャックは病気になってしまいます。

村人たちは病気のチャックチャックの存在を恐れ、一切のエサを与えなくなったのです。

救助者からの愛を待っていた

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マイケルさんはそんなチャックチャックを保護する際には、とても慎重に近づいたと言います。まだ彼がフレンドリーな犬なのかどうかが、わからなかったからです。。

しかし、マイケルさんはすぐにチャックチャックが危険な犬ではないことに気が付きました。

「私が彼の目を見たとき、彼は私からの救助を求めていることがわかりました。私は彼を腕の中に抱きしめたんです」

チャックチャックは痛みを抱えていたのでエサを食べられませんでしたが、水だけはたくさん飲むことができました。

そして、マイケルさんの膝の上で何時間も過ごしたのです。

脳の病気「エールリヒア症」が発覚

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マイケルさんはチャックチャックを動物病院に連れて行き診察を受けさせます。彼は脱水と栄養失調を起こしており、すぐに治療が施されました。

しかし、それ以上に重大な病気を抱えていることが発覚します。チャックチャックの歩行障害は、中枢神経症状や眼炎症状を起こす「エールリヒア症」が原因だと診断が下されました。

獣医からは、チャックチャックが生き延びられるかは確信できない、と告げられます。ところが数回の投薬とマイケルさんからの愛とケアをもらったおかげで、奇跡的に回復することができました。

【エールリヒア症】
この病気は熱帯や亜熱帯地域に多く、マダニを介して感染します。

犬単球性エールリヒア症は、単球とマクロファージに侵入する数種のリケッチア種(エールリヒア属)によって引き起こされます。
バベシア症と同様に、犬において臨床上重篤な症状を引き起こす、最も重要なマダニ媒介性の感染性疾患のひとつです。

出典:エールリヒア症の媒介動物・発生分布・臨床兆候と診断など|CVBD バイエル薬品株式会社 動物用薬品事業部

仕方なく里親の元へ

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マイケルさんは自宅に45匹ほどの犬を飼っています。さらに、路上で待っている野良犬たち500匹へのエサを毎日配って歩いています。

チャックチャックと暮らしたかったマイケルさんでしたが、余裕がないため安全な里親の家に預けることにしました。

里親は、朝出て行って夜に戻ってくる農夫です。マイケルさんは、「里親は本当に粗末な木造の家に住んでいる貧しい農夫ですが、確実に安全な家の中でチャックチャックは安心して眠っている」と言います。

そんなチャックチャックの家を毎日訪れては、米や野菜、ドッグフードなど心のこもった食事を与えています。

マイケルさんもチャックチャックも、互いに特別なものを感じているようで、マイケルさんが来る場所に毎日お迎えに出向いて来るというのです。

日中、里親さんがいないこともあり、マイケルさんはチャックチャックを思いきり抱きしめて多くの時間を過ごします。

時には、互いにさようならを言えずに離れがたくなるのだそうです。

マイケルさんの本心は、「自分のそばにずっとチャックチャックにいてほしい。私がオートバイで帰るときの彼の気持ちを思うと、本当に心が張り裂けそうです。いつか、私の避難所にスペースができたら、私は彼を引き取るつもりです」

多くの犬たちを保護し、ワクチン接種や去勢手術、食料、獣医療を受けさせることは大変な負担です。資金面やボランティアなど、マイケルさんをサポートしてくれる人はいるものの、まだまだ足りないとのこと。

マイケルさんに限らず、1人の活動家ができる範囲は限られています。私たちも少しでも援助できることがあれば行動に移したいですね。

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Tsunayoshi ひまわり
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