自閉症の子どもを抱えての暮らし

引用の出典元:www.facebook.com

自閉症ミニ知識
Q:自閉症って心の病気なの?
A:違います。先天性の脳機能の障害による発達障害です。

自閉症とは生まれつき脳の機能がうまく働かないため、3才以前の早期に症状が現れ、その困難さが生涯に渡って続く発達障害です

出典:自閉症とは-高知県自閉症協会


ジェームズ・アイザック君は9歳のやんちゃ盛りですが、自閉症のため上手に言葉が話せません。外出先で自閉症の症状が出てしまうと、買い物先だろうがカフェだろうが突然走り出しどこかへ行ってしまうのです。

突発的な行動により命の危険すらある少年を抱え、ハラハラする毎日・・・。

いつの頃からか、両親はジェームズ君を連れての外出は控えるようになってしまったといいます。

少年を温かく包み込む介助犬の愛

引用の出典元:www.express.co.uk

「Assistance Dogs New Zealand Trust:ADNZ(アシスタンス ドッグ ニュージーランドトラスト)の使命は、障害を持つ人々の生活を豊かにする目的で、トレーニングした介助犬を提供しています。

出典:Assistance Dogs Home


ジェームズ君が7歳のころ、1匹のワンコ「マヘ」がアイザック家にやってきました。マヘは介助犬としてトレーニングを受けている犬です。

マヘは、すべての状況をわかっているかのようでした。

少年の心を包み込むようにそっと寄り添います。少年に激しい苛立ちが起きた時は、ジェームズ君の顔を舐めて優しくなだめてくれます。

発作の原因を調べるため病院に行った時も、一緒にベッドに添い寝して落ち着かせ、まるでパパやママのようです。介助犬を受け入れてくれる病院にも驚かされます。

マヘは家族への愛情も深く、心配そうなママの顔を見上げながら静かに寄り添ってきます。少年も家族も不安な時にMaheが側にいてくれることで、どれだけ安心することでしょう。

リードで繋がる2人の心

引用の出典元:www.facebook.com

自閉症の子どもは、いつどんな行動に出るかが予測できません。ジェームズ君が外出する時は、介助犬マヘと1本のリードで繋がれています。

万が一発作が起きてジェームズ君が急に走り出しても、介助犬のマヘがしっかりとストップをかけてくれます。学校の行事にもMaheと一緒に安心して参加できました。

気が付けば、ジェームズ君はMaheとだけは目を合わせることができるようになり、一緒にいると気持ちが安定してどこかへ走り出すこともなくなったといいます。

2人は本当に強い絆で結びついているのですね。

「ジェームズ!君の毎日は僕が絶対守るから、安心して大きくなってね!」ジェームズ君にはマヘからのそんな声が聞こえているのかもしれません。

夢を叶えてくれる介助犬

引用の出典元:www.facebook.com

ジェームズ君の介助犬を育てた「ADNZ」は、多くの子どもたちに介助犬を提供し社会貢献しています。

この写真の家族も、「子どもと一緒に海岸線を歩くことが、私のとてつもなく大きな夢でした。それが叶ったのです!」と介助犬のおかげで、今まで不可能だったことを叶えることができるようになりました。

私たちが何らかの障害で日常生活が困難になった場合、すぐに思いつくのは人間からのサポートだと思います。介助犬のサポートを受けよう、と思うことはめったにありませんよね。

もちろん介助犬を利用する条件もありますが、まだまだ介助犬の存在やその大きな潜在能力が、世間一般に知られていないからでしょう。

1歩先行くニュージーランドにおいても、子どもの自閉症をサポートできる介助犬の認知は始まったばかりです。今後は日本でも、こういった子どものための介助犬の育成や認知が課題になりそうですね。

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