ピットブルが2本の足を失った原因は犬種への偏見

引用の出典元:boredomtherapy.com

人間によって凶暴なイメージを擦り込まれてしまったピットブル。それは「闘犬用」として作出されてしまったことが原因です。

アメリカ、シカゴで起きたピットブルの銃撃事件もまた、凶暴な犬だという強い偏見が引き起こした悲劇でした。

ある日のこと、住宅街を徘徊しゴミをあさっているオスのピットブルを、近くの住人が発見します。住人に危害を与えたわけでも威嚇してきたわけでもないのに、この住人は迷うことなくピットブルを銃撃しました。

その理由は「ピットブルは撲滅すべき犬種だ!」という偏見に満ちたものでした。その結果、ピットブルは右前足と右後ろ足の2本を完全に失ってしまったのです。

銃撃した住人へのお咎めがあったかどうかはわかりません。しかし、人間の偏見は「命の大切さ」すら感じさせなくすることは確かです。

偏見を生み出す飼い主の飼育方法に問題あり!

引用の出典元:boredomtherapy.com

驚くことに、このピットブルは野良犬ではなく人間に飼われているペットでした。しかし、飼い主はピットブルに満足な食事を与えることもなく、放し飼いにしていたのです。

お腹が空いて仕方がなかったピットブルは、ゴミをあさるしか生きる術を持っていませんでした。そこを銃撃されてしまったのですから、ピットブルにとっては悲劇としか言えませんが、飼い主への同情の余地はありません。

ピットブルはシカゴの動物愛護団体によって保護されましたが、飼い主に事情確認をしたところ、動物病院で手術を受けさせるだけのお金が用意できないから要らない、という答えが返ってきたのです。

アメリカの多くの州でピットブルの飼育が禁止されているのも、こんな飼い主が多いことも原因の1つなのでしょう。

ソウルメイトとして愛情をかける飼い主

引用の出典元:boredomtherapy.com

動物愛護団体によって、ピットブルへの手術とリハビリがなされました。十分に傷が回復した頃、このピットブルに幸運が訪れます。ぜひ家族として迎えたい!と里親さんが現れたのです。

里親さんは、すでにピットブルを飼っている女性のケリーさんです。「私は、2本足のピットブルを一目見た瞬間に、彼は私のソウルメイトだ、とわかりました。」と、犬との強い結びつきを感じたと言います。

彼女はピットブルに「フィフティー」と名付け、十二分な愛情を注ぎます。水中でのリハビリ訓練を受けさせ、さらには犬用の義肢を作ってもらい、フィフティーが存分に走り回れるようにしてあげました。

ケリーさんは、積極的にピットブルや保護犬を引き取っているようです。少しでもピットブルへの偏見が取れてくれればと様々な場所へ犬たちを連れて行き、人々と犬との触れ合い活動を行っています。

フィフティーは行く先々でいつも人気者です。子どもにも優しく振舞い、決して怖がらせることはしません。家に帰れば、先住犬のピットブルたちに囲まれて一緒に遊んだりオモチャで遊んだりと、本当に幸せそうです。

飼い主によって犬への愛情がこうまで違うのか、と感じざるを得ません。

元来、優しい性格のピットブル


ピットブルは闘犬としてのイメージばかりが強調されていますが、元来、優しい性格で犬同士を思いやる気質や我慢強さ、飼い主への忠誠心を強く持っています。

人間がわざと攻撃性だけを伸ばそうとするのは、あまりにも可哀想です。飼い主の期待に応えようとする犬の気持ちを、決して間違った方向に伸ばしてはいけないのです。

ピットブルの気質をしっかりと把握して、愛情をかけて育てる飼い主が増えていけば、今回のような悲劇は起こらなくなるのではないでしょうか。

ピットブルの特徴を詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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