ペットショップでの販売は保護犬・保護猫だけ!

引用の出典元:www.facebook.com

アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ理事会の地区代表を務めるケイティー・タングさん。

彼女は、1989年から活動を続ける動物保護団体『Animal Care & Control San Francisco』との会談を通して、数多くのペットが捨てられ里親を待ち続けていることを知ります。

そして、条例を議会で可決するための活動をスタートしました。もちろん、彼女一人だけの功績ではなく動物保護団体や民意の後押しがありました。

そして2017年2月14日、とうとう「ペットショップでの犬・猫の販売は保護動物のみ」、という新条例が全会一致で可決されたのです。

具体的な条例の内容を見てみましょう。


  • 生後8週間未満の動物販売を禁止する
  • 動物保護団体を通した犬や猫のみ販売可能
  • ライセンスを持つブリーダーは例外とする

認可を受けている正規のブリーダーが、この新案によって事業を妨げられることはありません。サンフランシスコの人たちは、正規ブリーダーからであれば犬猫を購入することができます。

非人道的な悪徳ブリーダーの抑止効果

引用の出典元:www.facebook.com

問題なのは、命を機械のように扱い大量生産を目的とするブリーダーです。彼らはペットショップ用に無理な出産をさせ、さらにはオンラインで直接消費者に販売しています。

今回の新条例は、こうした非人道的な悪徳ブリーダーの抑止効果が目的です。

すでに、ロサンゼルス、サンディエゴ、シカゴ、フィラデルフィア、ボストン、オースティンでは大量育種された犬猫販売をペットショップで販売することを禁止しています。

しかし、悪徳ブリーダーはこうした禁止条例のない都市を見つけては侵入しようと企むのです。そうした悪徳ブリーダーからサンフランシスコを守ることも目的に含まれています。

ケイティーさんらは、地元新聞『サンフランシスコ・エグザミナー』の取材を受け、次のように語りました。


ほとんどの動物愛好家は、自分の最愛の家族を汚れたワイヤーケージに1秒間でも入れておくことに耐えられません。それが1週間、1ヵ月、ましてや年単位でそんな状況が続くことは考えられないでしょう。

しかし、ペットショップや大規模生産するブリーダーの元にいる犬や猫は、そんな酷い状況が当たり前になっているのです。

すでに全米200以上の都市と郡において、ペットショップでの犬・猫の販売は禁止されています。

出典:Ban animal sales at SF pet stores to end abusive cycle - by katy-tang, amy-jesse, virginia-donohue, jennifer-scarlett - The San Francisco Examiner


今後もこうした条例が全米に広がっていくことでしょう。

動物からの癒しに報いることが大事!

引用の出典元:www.facebook.com

この1月にケイティーさんは2匹の保護猫を引き取り、その可愛さに癒されているそうです。

ペットを癒やしの存在だと思うだけでなく、犬や猫を含むすべての動物の尊厳を守るのも人間に課せられた使命なのでしょう。

日本でもペットショップでの生体販売の中止要望はあちこちから出ていますが、なかなか政府に届いていないのが現状です。しかし、諦めることなく個人や団体が活動を続けていることも事実。

ペットショップのガラス越しに見る犬猫は確かに可愛いですし、店側にとっては集客につながっているかもしれません。

しかし、購入者に対して展示によるストレスがかかっていることや、購入されなかった動物たちの命のことまで説明して販売されることはありません。

そうした裏事情を知っている販売者側には大きな責任があります。大手企業にこそ、どこよりも先駆けてペット業界に新風を吹かせてほしいと強く願います。

そして、日本もアメリカの条例を見習い、正規のブリーダーまたは保護犬・猫を販売するペットショップからしか購入できないシステムにしてほしいと思います。

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Tsunayoshi ひまわり
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