虐待や毒殺される動物を目撃し里親探しを開始

引用の出典元:www.afpbb.com

イラクの首都バグダッドで動物保護活動を始めた女子大学生がいます。アッサン・アタラさん(22)は農業大学の学生です。

アッサンさんと友人は、2017年に犬や猫の里親を探すためにFacebookを開設しました。その理由は、あまりにも悲しいものでした。

町では動物虐待が横行し、毒殺までしようとする人間がいることを目撃したからです…。

路上を彷徨う動物たちはの多くは邪魔がられ、保護すべき存在としては扱われていません。

10年ほど前のバグダッドでは、市当局が野良犬を駆逐する目的で、自動ライフル銃を用いて何千匹も射殺しました。

アッサンさんは、こうしたイラクの動物たちの扱いに、不条理さと憤りを感じたのでしょう。

ペットを購入するなら里親になって!

引用の出典元:www.afpbb.com

■バグダッドのシェルターに保護されている犬

アッサンさんたちは、これからペットを購入するなら、保護された犬猫たちを優先してはどうか、と考えています。

もちろん、必要な治療があれば獣医師に診てもらい、良い状態で里親さんに引き渡します。

こんなにも混乱状態の国でペットを求める人がいるのかと思いきや、実際、イラクでも多くの人が高い金額を払って犬猫などのペットを買っているそうです。

Facebookに犬や猫の写真を掲載し、すでに25匹の里親が見つかりました。しかし、イラク戦争以降40万人もの人間が命を失い、「IS」による戦闘では数百万人もの人が住む場所さえ失くしています。

2017年5月には、首都バグダッドで自爆テロが2度に渡り起こるなど、安全な暮らしそのものが破壊されている現況です。

日本人には到底想像もできないほどの状況で、アッサンさんたちの動物愛護を理解してくれる人は決して多くありません。

それでも懸命に地元の人々に野良犬や野良猫に関心を持ってほしい、そしてできれば世話をしてほしいと説得して回っています。

しかし、そんな彼女たちの想いとは裏腹に、「動物は感情もなければ理解力だってない。こんな状況でなんで動物なんか助けなきゃいけないんだ。人間を助けることにエネルギーを注ぐべきだ」という無理解な声が投げかけられるそうです。

困難に負けずに動物愛護活動を続けてほしい

引用の出典元:www.afpbb.com

交通事故で片足を失くした11カ月の保護犬は、アッサンさんのおかげで新しい家族と暮らし始めることができました。

しかし一般庶民の暮らしは、こんなにも清潔で豪華な住宅ではないことも付け加えておきます。

今のイラクでは、動物愛護など夢のまた夢かもしれません。しかし、こうしてアッサンさんたちのような先駆者がいてこそ、社会は変わっていくのです。

非難や困難の連続だと思いますが、どうか負けずに動物愛護・保護活動を続けてほしいと思います。

SNSは人と人とをつなぐツールですが、地球上のあらゆる事柄を共有できる夢のようなツールでもあります。

Facebookkで発信し続ければ、いつかはその想いを共有しシェアしてくれる仲間が出てくるかもしれません。

アッサンさんの活動にイラクの人々が共感できる日が来ることを願っています。

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Tsunayoshi ひまわり
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