狭くて深い井戸に子犬が転落

引用の出典元:www.youtube.com

2月初旬のトルコ・イスタンブールで深さ61メートル幅はわずか30cmという、狭くて深い井戸に子犬が転落する事故が起きてしまいました。

この事態を受けて、市や国がただちに動き出します。

カンガル犬(中央アナトリア地方シワス県原産の犬種)の子犬のために、イスタンブール特別市、首相府災害緊急事態管理庁、国家水管理局、捜索救助協会、バフチェシェヒル科学技術高校などをはじめとする多くの組織が動員された。

出典:犬が深い井戸の底に! トルコ・イスタンブールの高校生たちが制作したロボットアームで11日後に救出! | TRT 日本語


しかし救助は難航し、何日経っても子犬を救い出すことができません。

子犬の救助が難航していることを知った『バフチェシェヒル科学技術高校』ロボットチームのクラル教授は、エネルギー天然資源省・ベラト・アルバイラク大臣に電話を入れ、救助の申し出をしました。

大臣から指示を受けた『トルコ石炭機構』の職員たちは、ロボットの到着を今か今かと待ちながら子犬の状態を見守り続けます。

子犬が井戸に落ちてから、すでに10日余りが経過しようとしています。1時間でも早く救出しなければ子犬の体力がもちません。

11日ぶりにロボットアームで救出される

引用の出典元:www.youtube.com

教授と高校生たちは大急ぎで子犬救助に適したロボットアームを制作し始めます。驚くことに、完成までにかかった時間はたったの2時間でした。

教授と高校生たちは、現場のトルコ石炭機構の職員たちに完成したばかりのロボットアームを託します。

そしてついに、11日間に渡る救出劇は終わりを遂げることに!

井戸の上から子犬の状況を把握するためのカメラが降ろされ、落ち着かせるために母犬のニオイがついたオモチャが投げ込まれました。


ロボットチームを指導するクラル教授と生徒らが見守る中、ロボットアームは子犬をしっかりと掴み地上へと救出することができたのです。

救出にかかわった多くの人たちは皆一様に子犬の無事を喜び、現場には絶叫にも近い歓声と拍手が沸き起こりました。

奇跡的に子犬にはケガも病気もなかった

引用の出典元:www.trt.net.tr

深さ61メートルという、想像もつかないほど深い井戸の底に落ちた子犬でしたが、救出後の健康診断によりケガも病気もないことがわかりました。

会見を開いた獣医師によると、子犬は体重14.5Kgもある生後4カ月のカンガル・ドッグで、脱水症状もなく健康状態は良好だったとのこと。




引用の出典元:TRT 日本語

子犬にはトルコ語で井戸を意味する"クユ(Kuyu)"と名付けられ、イスタンブールの消防局で暮らすことになりました。

クユが救助されるまでに11日もかかったのには、井戸が狭すぎた他にも理由があります。井戸の底に2㎡程度のスペースがあり、そこに子犬が隠れていたからでした。

しかし、スペースがあったおかげで水に濡れず低体温症を免れ、溺れることもなかったわけですから、すべてが奇跡の積み重ねとしか言いようがありません。

さらに、健康状態が良好だったことにも理由があります。救助活動中に子犬が体力を奪われないよう、定期的に栄養面まで考えられたエサが与えられ、万全の配慮があったからでした。

救助活動にかかわった人々の熱意に感動

引用の出典元:www.youtube.com

クユの犬種はトルコ・カンガール地区原産の「カンガル・ドッグ(カンガール・ドッグ)」という牧羊犬で、別名カンガル犬やカラバシュ、アナトリアン・シープドッグとも呼ばれています。

成犬の体重はオスで50キロ以上、メスでも41キロ以上になり、体高はオスが約80cm、メスが約75cmですから、立ち上がれば人間の背丈を超えてしまうほどの大型犬です。

現在も作業犬として活躍するカンガル・ドッグですが、実は、トルコの国宝に指定されている犬種なのです。

国宝だったから子犬の救助に国も動いたのかもしれませんが、クコの救出にかかわった人々の熱意は本当に素晴らしいものでした。

さらに、いとも簡単に救出用のロボットアームを作り上げた高校生たちにも脱帽です。

1匹の犬の命を助けるために、人間はここまで熱くなれることを教えてくれた感動の出来事でした。

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Tsunayoshi ひまわり
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