パピーミル業者の犠牲になってしまった母犬

引用の出典元:www.youtube.com

悪質なパピーミル業者は、1匹の母犬をカリフォルニア州サンバーナーディーノ郡のシェルターに持ち込みました。このシェルターに持ち込むことは、すなわち殺処分を意味します。

情報を得た動物保護団体の『Paw Prints in the Sand Animal Rescue』は、すぐさま彼女を引き出しに向かいました。

2013年の設立以来、数多くの犬を保護してきたスタッフですら、母犬の悲惨な状態に深い悲しみを覚えたと言います。

まだ"ママ"としか名前がなかった彼女は、もはや立つこともできないほど赤ちゃんを産まされ続けていたのです。

パピーミル業者によってボロボロになったのは、身体だけではありません。彼女はすべての存在に怯え、全身の震えを止めることさえできなくなっていました。

シェルターから母犬を移動させる際、スタッフは彼女のお腹を持ち上げて歩かせてみようとしましたが、歩くこと自体を恐れているかのようでもありました。

抱き上げて車へ運んだあとも彼女の恐怖心は取れることはなく、ずっと頭を隠したままでした。エサも立ち上がって食べられないため、ソファの中にフードボールを入れて与えます。

赤ちゃんという神聖な命を、まるで工場生産品のように次々と繁殖させては暴利をむさぼり、使えなくなった母犬は捨てる。こんな悪質なパピーミル業者を絶対に許すことはできません。

ようやく自力で立ち上がることが!


保護されてからの数日、"ロレッタ"と名付けられた母犬は人間と目を合わせることさえできませんでした。

動物保護団体の創設者は次のように語っています。

「ロレッタは最近離乳した可能性が高いと思われます。何回出産させられたのかは分かりません。ただ、ロレッタのように繁殖マシン扱いされて苦しんでいる犬たちは数千匹はいるものと思われます」


スタッフたちはロレッタに「人間は怖くない、ここは安全な場所なのだ」ということをまずは知ってもらうことを優先します。

温かいベッド、美味しいご飯、全身全霊でロレッタの恐怖を取り除くことに尽力し、スタッフの息子さんもロレッタに優しく語りかけます。

かつてこれほどまでに人間から優しくされたことは1度たりともなかったロレッタ。しかし、彼女の傷ついた心と身体はほんの少しずつ癒されていきます。

当初は立ち上がることすら困難だったロレッタでしたが、2日後、自らの意思で立ち上がったのです。もうここは狭くて汚いケージではなく、のびのびと暮らせる安全な場所だと認識できたのでしょう。

犬としての楽しさをどんどん知っていく


立ち上がっても誰からも叩かれたり怒鳴られたりしないことを知ったロレッタは、みるみる回復していきます。

ロレッタは、自分の周りがどんなふうになっているのか、探検も始めました。そして、人間に近づいて顔を見ることもできるようになっていきます。

施設内にいる他の犬たちとも顔合わせし、尻尾を振る感覚も覚えました。


さらに、気の合う友達とじゃれ合う楽しさも経験します。

犬として、こんなにも当たり前のことさえ経験してこなかったロレッタは今、精神的にも肉体的にも回復の方向に向かっています。

しばらくの間は、今後里親さんと楽しく暮らせるように様々な経験をさせていく予定です。

命を命とも思わずに単なる商品として扱う「非道な存在」である悪質パピーミル業者。その多くはペットショップに子犬を卸して利益をむさぼっていると言います。

犬をペットショップで購入する人間がいなくなることが、パピーミルを根絶させる唯一の方法なのかもしれません。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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