犬をリードに繋ぐということ、ケージに入れるということ


最近では、ノーリードで犬のお散歩をする飼い主さんをお見かけする機会はグンと減りました。それでも度々、ノーリードの犬にかまれて大怪我を負った、死亡したなどの報道があります。

リードや首輪は、犬にとってどのような意味合いがあるのでしょうか?

犬にとって首輪やリードは「飼主さまとの絆」「命綱」「主従関係」など色々な意味合いを持ちます。

また、留守中も室内で自由にし、ケージやサークルに入らない犬や入れようとすると嫌がり、時には大暴れしたり破壊行動に出る犬たちもいます。さらに、飼い主さんが疲れ果ててしまい、愛犬をケージやサークルに入れず自由にさせてしまう事は「誤飲事故」「主従関係の崩壊」につながる場合もあります。

このように、犬にリードや首輪をつけること、そしてケージやサークルに入れることには、実はいろんな意味があります。

ノーリード・ノーケージのメリット・デメリット

リードは一見、犬たちの自由を拘束するもののように見えるかもしれません。ドッグランで楽しそうに走り回っている姿を見ると、特にそのような思いになります。

自由を縛るものがなくなった犬の姿は、イキイキとして活力にあふれています。しかしその一方で、様々なトラブルも考えられます。

咬傷事故、交通事故、行方不明


他の犬や人を咬んでしまった場合、傷の程度や対応にもよりますが賠償金支払いや最悪の場合は安楽死になる場合があります。

また、街中で走りだしてしまった場合出会いがしらに車とぶつかってしまい骨折や内臓破裂を起こすこともあります。車に損害を与えてしまった場合は、その保証なども発生します。

旅行先や見知らぬ場所での行方不明だけでなく、自宅付近で逃走してしまった場合でも行方が分からなくなることはよくあります。自分の居場所が分からなくなりやみくもに走り回ると嗅覚のかなり良い犬ではありますが混乱してしまい帰れなくなることがあります。

つまり、犬にとって首輪やリードは飼主様との絆になります。リードに繋ぐことによって、車や見知らぬ人から守ってあげる命綱になるのです。


誤飲、感電、中毒


一方、ノーゲージでのお留守番でよく起きる問題が、
などです。

針や押しピン、スーパーボールなど床に偶然落ちていたものを食べてしまったり、ゴミ箱をひっくり返し中身を食べてしまったなど思いもよらないことをやってしまう事があります。

また、電気のコードをかじってしまい感電し、口の中をやけどするだけでなく肺水種を起こしてしまい最悪亡くなるケースもあります。

本来、犬たちは自分が安心できる隠れ家を必要とします。寝る時も何かに囲まれている方が精神的に安定すると言われています。犬自身の基本になる場所として、またお留守番中の居場所としてゲージに入ることに抵抗感をもたないように訓練することは必要です。

最近起きた、ノーリードの事故例:

リードをつけた状態での犬の事故も多々ありますが、ノーリードの状態の方が飼主側が負う責任は大きくなります。

劣化したリードが切れてしまい逃走した犬が、50代の女性に襲いかかるという事故がありました。驚き転倒した女性が亡くなったことで、その犬の飼主に対し5,400万円もの請求判決が出ています。

また、犬に咬みつかれた住人が、これを原因とし転居した事件では、マンションの管理人が転居した方の家賃分の請求として、なんと1,725万円の請求判決が出ています。

他にも、実刑判決が下された事件などが多数あり、年間にして約5,000件近くの被害届が出ています。

このように、犬にまつわる事件は思いの外たくさん起きています。

「犬のリードや首輪は可哀想・・」
「うちの犬は咬まないから大丈夫・・」

とは、言えませんよね。

飼い主の義務として、首輪やリードはつけましょう


犬が可哀想だから、嫌がるから、などの理由で首輪やリードをしていない場面をよく見かけます。しかし、先にも述べたように事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりします。

公共の場や馴れない場所では、怖がったり驚いた時に犬は飼い主を振り切って逃げてしまう事があります。このような時にしっかり首輪をしリードをつけていると不慮の事故を防ぐことができます。

安全のために、身を守ってあげるためにも首輪とリードはしっかりつけてあげましょう。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi kaoridama
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