野良犬の鳴き声の意味をスタッフがキャッチ!

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

アメリカ南部のテキサス州ダラスにある大きな公園内を、一匹のオスの野良犬がうろつき始めてから数週間が経ったころ。

夜間になると大きな声でワンワンと吠えまくっている、との情報を得た地元の動物保護団体は、さっそく野良犬の保護に向かいます。

しかし、この野良犬は警戒心が強すぎるのか、スタッフたちはなかなか捕まえることができずにいました。

そこで、作戦を変更して夜間に保護することにします。

スタッフのタラシャフスカさんとミラーさんが暗い公園に到着すると、問題の野良犬のほうから2人に近づいてきました。しかも、鬼気迫った形相でワンワンと吠えかかって来るのです。

2人が犬に近づくと、やはりいつものように後ずさりしてしまいます。しかし、この夜は何かが違いました。野良犬はあたかも「お願い!僕に付いてきて!」と訴えかけるように鳴き続けているのです。

ミラーさんは犬の行動学が専門だったため、野良犬の鳴き声の意味をキャッチし、静かに野良犬の後ろを付いていくことにします。

凍えかけた子犬と衰弱した母親を発見!

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

野良犬に誘導されるままに、公園を出て林を過ぎると小川が現れ、焼け落ちた木の根元にたどり着きました。

そこには大きな穴があり2人が中を覗き込むと、生れたばかりの子犬10匹と衰弱した母犬が寒さで死にかかっていたのでした。




野良犬たちが保護された3月のダラスの最低気温は8度程度です。母犬が衰弱して十分に子犬を温めてあげることができないことを、父犬と思われる野良犬は知っていたのでしょう。

スタッフの手により、母犬と10匹の子犬、そして父犬の全員が保護されました。

片時も離れず家族思いの父犬

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

父犬が家族を救ったとして、彼の名前は「ヒーロー」に決まりました。母犬は「モナ」と名付けられ、温かい施設内でご飯を与えられながら、安心して子育てに専念できるようになります。

ヒーローは片時も家族から離れることはなく、スタッフたちは間違いなくヒーローが父親であることを再認識しました。

スタッフが何日かかっても捕まえられなかったヒーロー。

彼の心の中には「自分だけが保護されるわけにはいかない!絶対に家族全員を保護してもらうまであきらめないぞ!」という父性や家族愛が芽生えていたのかもしれません。

現場で保護にあたったタラシャフスカさんは、「犬が、家族を助けてほしい!と救助を求めるなんて本当に驚きです!ヒーローが教えてくれなければ、子犬たちは凍死していたことでしょう。」と、ヒーローの功績を讃えました。

犬の行動から気持ちを理解することの大切さ

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

犬の行動からその意味をキャッチしたスタッフのミラーさんですが、ヒーローの保護に何回も失敗しているうちに、メス犬と行動しているヒーローの姿を目撃していたと言います。

ヒーローが激しく吠えたとき、もしやメス犬に何かあったのではないか?と推測して付いていったのだそうです。

たとえ行動学を学んでいなくとも、犬としっかりと向き合って生活している飼い主であれば、ふとした行動から犬の気持ちは理解できますよね。

犬を飼っている人間たちが犬の気持ちを真剣に理解しようと心がければ、「捨てる」という行動は取れなくなるのでは、と感じた出来事でした。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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