苦難を乗り越え人間の元に辿り着いた奇跡の子犬

引用の出典元:www.boredpanda.com

子犬が辿り着いた先は、ボツワナ・オカバンゴ湿地帯北部にある『ゾウの研究キャンプ』でした。南アフリカ内陸部にあるボツワナ共和国は、世界中で最もゾウの数が多い国として知られています。

キャンプで働いていたスーザン・フォーゲルさんは、子犬の姿を発見したとき大きなショックを受けたと言い、そのときの様子を「彼女は不自由な足を引きずり、地面を這うようにしていたんです」と語っています。

スーザンさんが子犬に近づくと、下半身、特に左足は完全に麻痺しており、長い距離を懸命に歩いて来たことがすぐにわかりました。

子犬がなぜこうした状況になったのか誰にも原因はわかりませんが、ゾウの群れに踏まれた可能性もあるということです。

ライオンやハイエナなどの動物も生息しているエリアにもかかわらず、よくぞ猛獣に食べられることなく辿り着いたと、キャンプの人たちは「奇跡の子犬」だと称賛しました。

手術の成功率は低く安楽死も検討される

引用の出典元:www.facebook.com

スーザンさんは"ポピー"と名付けた奇跡の子犬を、すぐにでも動物病院に連れて行ってあげたかったのですが、キャンプから病院までは車で8時間以上もかかります。

何日間もかけてキャンプに辿り着いた子犬の体力は、すでに限界に来ていました。そこで、まずはポピーの体力が回復するのを待つことにします。

数日間キャンプで休息したのち、車とフェリーを乗り継いで動物病院で診察を受けさせたところ、生後7か月と思われる子犬のメスの背骨は潰れていることが判ったのです。

獣医師は「たとえ手術しても完全に歩けるようになる可能性は低く、安楽死という選択肢もある」とスーザンさんに診断結果を伝えます。

しかし、懸命に救いを求めてキャンプまで歩いてきた子犬の「生きたい!」と願う気持ちを尊重して、わずかな成功率に掛けることをスーザンさんは選択しました。

日本人からの寄付金も集まる!

引用の出典元:www.facebook.com

手術費用は30万円程度かかるということで、スーザンさんは募金サイトとして有名な"GoFundMe"にキャンペーンを立ち上げました。

わずか3週間後には、世界中から目標金額の3倍を上回る100万円以上の寄付金が集まり、日本人からの寄付もありました。

獣医師は、ポピーが手術に耐えられるようにと、栄養価の高いドッグフードや水、抗炎症薬などを与えるようスーザンさんに指導します。

スーザンさんたちの尽力で体力が回復し免疫力もアップしたポピーは、またもやここで奇跡を起こしました。

なんと、ポピーは手術をしていないにもかかわらず、ほんの少しだけではありましたが、後ろ足に体重をかけられるようになってきたのです。

そのときの動画をスタッフのアマンダさんがFacebookにアップしています。


希望を捨てない子犬の姿は人々を魅了した

引用の出典元:www.facebook.com

今後、スーザンさんたちは獣医と連携しながら日々リハビリを続け、許可をくれた地元のプールで足の強化運動をさせるそうです。

集まった寄付金は当面ポピーのリハビリに使われます。今後の状態を診ながら手術や車椅子の購入に充てられるかもしれません。

ポピーは、まだ生後7か月の子犬でありながら、多くの困難を乗り越えてきました。親犬も兄妹犬もいない中、真っ暗な湿地帯でひとり眠る夜はどれだけ不安で怖かったことでしょうか。

それでもポピーは、動かない足を引きずってひたすら前に歩き続け、自分に与えられた命を懸命に繋ごうとしたのです。

ポピーの物語は世界中のメディアから取り上げられ、多くの人々に勇気と笑顔を与えました。

スーザンさんたちと暮らすポピーは、愛してくれる里親さんが現れるのを待っている段階です。

障がいを乗り越えて頑張るポピーの未来に幸多からんことを祈っています。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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