ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの外見と特徴:ぷりっとしたお尻がキュート!

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ウェルシュ・コーギー・ペンブロークといえば、胴長短足でぷりっとしたお尻が可愛い犬種。がっしりとした骨格とは裏腹に、丸いくりっとした目は、愛好家を骨抜きにしてしまう愛らしさです。

そんなウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、もともとヒツジやウマ、ウシを追い回していた牧羊犬。短い足ですが、丈夫で、実は俊足なのです。

そしてもう一つのチャームポイントのお尻ですが、ウェルシュ・コーギーのもう一種類、ウェルシュ・コーギー・カーディガンとの唯一の違いになります。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンにはふさふさとした長い尻尾がありますが、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークにはありません。

もともと尻尾の短い犬種ですが、生まれて1週間以内に断尾してしまうのです。通常犬は感情表現を尻尾の振り方で表現します。しかし、尻尾で表現できないウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、お尻を振って喜びなどを表現。この動きがなんともコケティッシュで、愛好家に人気の理由なののです。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークが歩んできた歴史


11世紀の古い書物に描かれている、イギリス・ウェールズの牧羊犬の姿。これが、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークだと言われています。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、南ウェールズの農場で飼われていたと言われる犬種。主にウシを管理する牧羊犬で、あのがっちりとした体型にもかかわらず、すばしっこさを兼ね備えているのは、ウシの強烈な蹴りをかわし、足にかみついたりしてうまく誘導させていた性質の名残と言われています。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの「ペンブローク」とは、ウェールズの中にあるペンブロークシャーという地名。ペンブロークシャーで育ち、現在の形になったウェルシュ・コーギーを「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と定義づけているのです。

ウェルシュ・コーギーのもう一種類、ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、カーディガンシャーという丘陵地帯で飼われていたとされるウェルシュ・コーギー。

この2種類のウェルシュ・コーギーはもともと同一の犬種としてケネルクラブに登録されていました。しかし、1943年イギリスのケネルクラブが二つを区別したことを皮切りに、1993年にはアメリカで別々の犬種として登録されました。

農家の犬ということで、ドッグショーのような華やかな品評会の場に、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの活躍の場はありませんでした。

素朴な外見がショードッグとしては華やかさにかけていたようです。しかし、キツネのような鋭い顔つきやピンと立った耳など、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの可能性を見いだした繁殖家たちによって、その外見はどんどん美しさを兼ね備えていくことになります。

そしてなんと言っても、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは「女王陛下の犬」。

12世紀初頭、イギリス国王のヘンリー2世がウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼い始めたことから、以来「王室の犬」としての確固たる地位を確立したのです。ジョージ6世とエリザベス女王2世にも寵愛を受け、この影響は世界に飛び火。ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのブームが巻き起こったそうです。現在もエリザベス女王の愛犬として、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは傍らに寄り添っています。

しかし、2013年、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークに関する衝撃のニュースが駆け巡ります。「絶滅の危機」。2007年の「断尾禁止法」施行以来、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの数が減少の一途をたどっているというのです。断尾出来なくなったことで、繁殖を辞めてしまうブリーダーが続出。今後もウェルシュ・コーギー・ペンブロークの断尾論争は続きそうです。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格: ぽっちゃりした体験とは裏腹に運動大好き!

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牧羊犬として活躍していたウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、飼い主に従順なだけでなく、とても機転の利く賢さを持っています。好奇心旺盛でムダ吠えもなく、家庭犬としても適した犬種です。

ただ、ウシの足をかむなどの仕事をこなしていたことから、噛みグセがあることは事実。小さな子どもにかみついてしまう危険性もあります。

また、運動量もたくさん必要で、散歩だけでなく広場で思いっきり走らせたりして、運動量を確保する必要もあります。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークで気をつけたい病気


ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの寿命は11~13歳。中型犬としては寿命は長い方です。

かかりやすい病気と言えば、「椎間板ヘルニア」がまず挙げられるでしょう。ダックスフンドなどのような胴長短足の犬に多いこの病気。ウェルシュ・コーギー・ペンブロークもかかりやすい体型ですので、階段の上り下りといった腰に負担がかかるような運動は避けた方が良さそうです。また、太りやすい犬種でもあるので、食事の管理はきちんと行いましょう。

そして、遺伝病の因子も多くもつウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、歩行障害や脱臼を伴う股関節形成不全症や、失明の危険性がある進行性網膜萎縮症、緑内障といった遺伝病にも注意が必要です。

遺伝病は環境要因ではないため、予防が難しいのが特徴。

ブリーダーなどから遺伝疾患の検査をお願いして、確認しておくと、リスクに備えることができます。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼い方と向いている家庭

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体とともに頭も使う運動が得意なウェルシュ・コーギー・ペンブローク。ドッグスポーツにも向いていると言えるでしょう。

アジリティなど賢さも必要なドッグスポーツにチャレンジしてもいいかもしれません。

ただ、あまり激しい運動をしてしまうと腰に負担をかけてしまいますから、あくまで「楽しむ」程度で。

基本的に走り回ることが大好きなので、ボールを投げて取りに行かせたり、頭を使う遊びを考えることも飼い主にとってひとつの楽しみになるかもしれません。

被毛は短く、お手入れは簡単。週に一回ブラッシングをしてあげる程度でOKです。

ころころと走り回るウェルシュ・コーギー・ペンブロークが可愛すぎる!

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ころんとした見た目とは裏腹に、運動神経抜群のウェルシュ・コーギー・ペンブローク。

小回りやごろんと一回転など朝飯前。飼い主の指示に従って器用に動くことが得意なんですね。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの魅力と特徴まとめ


女王陛下の犬として、今もなお君臨する、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク。

顔つきや体型など、思わず笑顔になってしまう愛らしさが、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークにはありますよね。断尾論争に巻き込まれてしまいましたが、愛好家の人気は未だに衰えていません。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを大切に思う人々によって、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは今後も受け継がれていく犬種に違いないでしょう。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi サッチモ・ルイザ
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