2人は固い絆で結ばれた家族同然

引用の出典元:www.youtube.com

おじいちゃんは愛犬との二人暮らしです。おじいちゃんが寝坊していれば、愛犬が駆け寄って起こしに行きます。

「ねえ、おじいちゃん朝だよ、起きて!ねえってば!もうお日様が昇っているよ。」

「あ~、ごめんごめん。今日はなんだか寝過ごしちゃったみたいだな。もう起きるからね。」

おじいちゃんの眠るベッドの横に座り、前足でお散歩の催促をします。

おじいちゃんがキッチンで朝のハーブティーを飲んでいるときも、ちょこんと横に座ってジッと様子を見ています。

「ヨシヨシ、イイ子だ。お散歩に出掛けるとしよう!」

2人はまるでビートルズがアビイ・ロードを歩くかのように横断歩道を渡り、おじいちゃんの友達が待ついつものカフェへと向かいます。友達と話に花を咲かせている間、愛犬は外でお利口にお留守番です。

おじいちゃんはパン屋さんで買った焼きたてのパンを愛犬にご褒美として食べさせます。犬もとっても嬉しそうです。

2人は、こんな穏やかな毎日を過ごし本当のおじいちゃんと孫のような関係でした。

病院で家族である飼い主を待ち続ける愛犬

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2人家族の幸せな時間を切り裂くように、突然おじいちゃんを激しい頭痛が襲いかかります。おじいちゃんは救急車で病院に運ばれますが、愛犬は一生懸命に後ろを追いかけたのでした。

救急車からストレッチャーで病院内に運ばれていくおじいちゃんに向かって犬は叫びました。

「おじいちゃん、僕も一緒に連れて行って!!」

残念ながら病院のスタッフに「ダメダメ、犬は入れないんだ。」扉を閉められてしまいます。

「おじいちゃん、とっても痛そうにしていた…。大丈夫なのかな。元気になるまで僕はここで待っておくしかないみたいだ。」

夜が明けて陽射しが降りそそぐ散歩の時間になっても、おじいちゃんは病院から出てきません。そしてまた夜が来ました。

来る日も来る日もおじいちゃんを待ち続けるしかない愛犬。ある日は大嫌いな雷と大雨が犬の心をさらに不安にさせます。

僕にはハッキリと分かるんだ!

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おじいちゃんと離れ離れになってから何日経ったのでしょう。もうお腹もペコペコです。それでも犬は大好きなおじいちゃんを待ち続けていました。

ついに、犬の前に飼い主さんが現れる日が来ました。犬は喜び勇んでおじいちゃんの元に走り寄ります。しかし、そこにはおじいちゃんの姿はなく、車いすに乗った若い女性がいたのです。

いったいなぜ?その答えは驚くべきものでした。

おじいちゃんは、救急搬送された日に亡くなっていたのですが、臓器提供者として登録していたため、若い女性におじいちゃんの臓器が移植されていたのです。

おじいちゃんと長年過ごしてきた犬は、この女性を見た瞬間におじいちゃんが共存していることが分かったのかもしれません。

犬には、オーラや気配、においなどといった目に見えないものをキャッチする能力が、想像以上に備わっていると思われます。

臓器提供することで、大事な家族は今も生きている

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実は、この物語はアルゼンチンの肝臓移植財団による、臓器移植のドナー登録をお願いするためのキャンペーン動画でした。

アメリカの広告会社『DDB Worldwide』によって制作されたこの動画は、わずか1年で1,000万回以上も再生され世界中で共有されました。

「臓器提供することであなたの大事な家族は今も生きている」、それを家族である愛犬の目線を通して表現したのでしょうね。

動画には「溢れる涙をどうやって止めればいいんだろう。」「まるでハチ公物語みたいだ。」とコメントが寄せられました。

日本でも『臓器移植ネットワーク』によって臓器提供の橋渡しがなされています。運転免許証や保険証に臓器提供の意思表示欄があるのをご存知の方も多いと思います。

簡単には臓器提供の意思を固めることはできないですが、犬が女性におじいちゃんを重ねて走り寄るシーンは、とても意味深いものがありますね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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