誰しもが諦めた保護犬の命

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動物保護団体「Albergue de Animales Dog House」の職員は、瀕死の状態の保護犬を急いで動物病院へと運びます。

あばら骨や骨盤がくっきりと浮き立つほど痩せたこのメス犬は、意識すらもうろうとしていてまさに風前の灯でした。

飢餓状態に陥っていることから内臓機能が弱り切っていて、おそらく生きる力は残っていないだろうと、誰しもが諦めていました。

獣医が診察台にその犬を乗せても、衰弱しきっていて立ち上がったり嫌がったりすることすらできなかったのです。

「今夜が峠かもしれない。」獣医も動物保護団体の職員もこれまでの経験値から、そう思わざるを得ませんでした。

保護犬の目に輝きが!

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衰弱した状態で、いきなり食べ物を与えるのは危険です。獣医は、まず循環器を整えるための点滴を打ちました。その後、時間をかけて水と食べ物を少しだけ与えてみることに。

数日間は、食事は5~6回に分けて少しずつ与え、消化機能の状態を見ながら回復を待ちます。すると、もうろうとしていた意識も回復し、目には輝きが戻ってきたのです!

誰しもが奇跡を見るような思いでした。生きる力を振り絞ったこの女の子には「バリラ」と名前が付けられました。

ベルジアン・シェパード・ドッグのミックスと思われるバリラは、まだ10ヶ月程度ではないかと推測されました。

10ヶ月といえばまだ子どもです。どれだけ不安でひもじい思いをしていたのかと思うと、本当にかわいそうでなりません。

バリラを救助した男性が里親に

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7週間後、あんなにガリガリだったバリラは、まるで別の犬ではないかと見間違えるほどしっかりとした体を取り戻しました。凛とした表情が美しいですね。

誰しもがこの犬の命はもたないだろう、と思っていた保護犬バリラは見事に復活しました。

その後のバリラが気になる所ですが、実は、バリラを救助した職員の一人だったロドリゲスさんが里親として名乗り出たのです。

ロドリゲスさんは奥さんと14歳の娘さん、そして5頭の犬をすでに飼っています。それでもバリラを家族に迎えたかったのは、動物病院で治療を受け続けるバリラの瞳に一目惚れしてしまったからなのだそうです。

犬を大切にするロドリゲスさんの家族に可愛がられて、バリラが受けた心の傷が消える日も近いことでしょう。

品が漂うベルジアン・シェパード・ドッグ

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ベルジアン・シェパード・ドッグはベルギーが原産地で、その上品なたたずまいと力強さから護衛犬やサービスドッグとしての能力が高い犬種です。

サービスドッグとは障がいのある人の耳・目・手足の代わりとなるように訓練を受けた犬のことで、盲導犬や介助犬、聴導犬などがいます。

バリラには、マイクロチップが装着されていなかったため、捨てられたのか、それとも突発的な事故で飼い主と離れてしまったのかはわかりません。

しかし、警察は引き続きバリラがなぜ路上にいたのかを捜査するということでした。日本では、ここまで警察は立ち入らないでしょうから、スペインの警察はある意味進んでいる、とも言えますね。

バリラが素敵なレディになるまで


i love spaghetti

瀕死の状態から奇跡的な回復を遂げたバニラ。彼女はいま、命を繋いでくれた里親のロドリゲスさんと一緒に、幸せな毎日を歩んでいることでしょう。


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