ゴミ屋敷の中で唯一綺麗なソファに横たわる老犬

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

2016年10月25日、イギリスのウォラシーのとある住宅から、16歳の老犬が救出されました。最初に異変に気が付いたのは、定期的に街の戸別火災安全チェックを行なっていた消防隊員です。

家から漏れ出す酷い臭いに異変を感じた消防隊員は、住宅内に死亡者がいるのではないか、と予測し強制的に捜査に入ったところ、内部は恐ろしいほどのゴミ屋敷状態になっていました。

おびだたしいゴミと糞尿で満たされた室内を捜索すると、1匹の老犬がソファの上で敗北したような表情で横たわっていたのです。

ソファの上だけは糞尿もゴミもなく唯一清潔な場所で、老犬といえども眠る場所では排泄をしたくなかったのでしょう。

消防隊員はすぐに『英国動物虐待防止協会(RSPCA)』に保護要請を入れました。

悲し気に見上げるだけの老犬が痛ましい

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

すぐに現場に到着したRSPCAの捜査官アンソニーさんは、ハエが飛び交い足の踏み場すらない床を歩きながら、少しずつ老犬の元へと近づきます。

腐敗したゴミと糞尿による酷いアンモニア臭が容赦なくアンソニーさんの目を刺激します。ようやく老犬の姿が見えたとき、アンソニーさんは驚愕しました。

動くこともなく悲しい顔でアンソニーさんを見上げる老犬の顔には、とてつもなく大きな腫瘍があったのです。

アンソニーさんは、「おそらく数カ月間は床で排泄することを強いられていたはずです。新鮮な水も食べ物もない中、発見が1~2週間遅れていたら病を抱えたままの老犬は確実に亡くなっていました」と語りました。

腫瘍除去手術に成功し新しい生活をスタート

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

診察を受けた16歳の老犬の腫瘍は悪性だったため、もし骨に転移していたら安楽死は免れません。しかし、転移が診られなかったため、直ちに腫瘍除去手術が行なわれることに。

"ティミー"と名付けられた老犬の腫瘍は綺麗に取り除かれ、数週間入院したものの命の危機を乗り越えることができました。

RSPCAの捜査官アンソニーさんは、「ティミーにも、かつては飼い主とソファでくつろぐ幸せな時間があったことでしょう」と語っています。

健康な心と体を取り戻したティミーは今、イギリスチェシャー州で美しい農場を営む家族に引き取られ、幸せな老後を過ごしています。

飼い主には有罪判決が下る

引用の出典元:www.dailymail.co.uk

恐ろしいゴミ屋敷の中で犬を飼育していた飼い主(60歳)には、犬に不必要な苦しみを与えたとして、2017年3月、懲役刑と罰金およそ16万円、10年間の動物の保有禁止の有罪判決が言い渡されました。

ティミーの飼い主が発見時に犬と暮らしていたのか、いったいなぜ生活そのものが破綻するほどのゴミ屋敷になってしまったのかは不明です。

今回救出されたのは1匹でしたが、飼育崩壊してしまう飼い主の家は、往々にしてゴミ屋敷のようになっています。

大量飼育崩壊を起こす、いわゆる「アニマルホーダー」には、精神疾患との関連性も指摘されています。ティミーの元飼い主もなんらかの疾患に苦しんでいたのでしょうか…。

今はただ、ティミーの老後が幸せに満たされた時間であることを祈るばかりです。

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Tsunayoshi ひまわり
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