
「3年間待っていたよ~!」マイクロチップがもたらした愛犬との奇跡の再会
何らかの事情で失踪してしまった愛犬。SNSで情報を集めても、チラシを貼っても、なかなか見つからない場合もあるでしょう。月日が経てば経つほど、再会を悲観してしまうものですよね。しかしアメリカで3年越しに失踪した飼い犬と再会した人がいるのです。見つからないと諦めないでよかった!というケースをご紹介します。
この記事の内容はこんな感じ!
1600キロも離れた場所で見つかった愛犬
Bellaの姿が3年間の壮絶さを物語る
再会の決め手はマイクロチップ
1600キロも離れた場所で見つかった愛犬

Bellaはフロリダで家族と幸せに暮らすどこにでもいる犬でした。しかし、このフロリダの自宅からある日忽然と姿を消してしまいます。
探せども探せども一向に手がかりがつかめません。残酷にも月日は流れていき、1年、また1年と手がかりがないまま日々は過ぎていき、Bellaがいなくなってから約3年が経とうとしていた頃でした。
なんとフロリダの自宅から1000マイル(約1600キロ)も離れたニュージャージーの動物保護施設からBellaを見つけたと連絡が入ったのです。1600キロとはなかなか想像しがたい距離ですが、東京から札幌をさらに北上した旭川までの距離が約1280キロほどですので、1600キロというのがどれほど離れた場所かということがわかります。
Bellaの姿が3年間の壮絶さを物語る
Bellaがどのようにしてそこに辿り着いたのかは定かではありません。どのようにして失踪したのか、なぜそんなに離れたところで見つかったのかについてはわかっていません。
しかしBellaが見つかった時、彼女はまるで捨て犬のように道路を彷徨っており、3年前の彼女の姿とは大きく異なります。
3年前の彼女は白くキラキラとした艶やかな毛ををしており、愛くるしい瞳が印象的でした。しかし今回救助された時の彼女は毛は伸び放題、汚れ放題、それから生活の壮絶さを物語るように荒み切った目をしていました。
3年間の間に飼われていた可能性はありますが、救助された時の彼女の姿は決して愛されて、大切に飼われている犬のそれではありませんでした。
再会の決め手はマイクロチップ
無事に保護団体に救助されたものの、なぜ元飼い主の元へきちんと連絡が入ったのでしょうか?
それはBellaに入れられたマイクロチップです。マイクロチップがきちんと作動し、また幸いなことに元飼い主はこの3年間の間に住所が変わっていなかったことが再会の決め手となりました。いざという時のマイクロチップ、飼い主がBellaに装着させていなければ、彼らは一生再会することができなかったでしょう。
再会を喜んだ飼い主とBella。今後は幸せに暮らしていってほしいですね!
参照:Dog reunited with stunned family three years after mystery disappearance
