白斑は愛すべきトレードマーク!

引用の出典元:www.imgrum.org

黒ラブのラウディ君に異変が起き始めたのは12歳のころ、2014年の8月のことでした。両目の周辺にほんの少し、真っ白の被毛が生えてきたのです。

それが徐々に広がり始め、4ヶ月後の12月には目の周りだけリング状に白毛になってしまいました。まるでパンダの白黒が入れ替わったような姿に見えます。

この白い被毛の正体は、「白斑」という後天性の皮膚の病気で、特に痛みなどは伴わず命の危険もありません。ただ、すでに色素が失われているので、生え変わってもずっと白毛のままなのです。

白斑の原因は未解明で、遺伝説や自律神経異常などいくつかあるようですが、ラウディの場合は強いストレスがかかったことで自己免疫に何らかの異常が起きて、メラニン色素を作れなくなる、という説が有力候補です。

実は、今は亡きマイケルジャクソンも、この白斑にかかり悩んでいたことを告白しています。白斑を隠すためとも言われている右手の手袋は、悩みに反してマイケルのトレードマークにもなりましたね。

ラウディ君の白斑は目の周りとお腹の辺りに少し見られ、マイケル同様に彼の愛すべきトレードマークとなったのです。

2度も死にかけながらも不死身の黒ラブ

引用の出典元:www.instagram.com

2017年現在、15歳になる黒ラブのラウディ君は元気に頑張っていますが、過去には2度も死にかけたことがあるのです。

1度目の危機の原因は、汚染された川の水でした。おそらくは、散歩中に喉が渇いて思わずそばを流れていた川に飛び込んでしまったのでしょう。ただちに動物病院で胃洗浄が行われ、何とか命を繋ぐことができました。

2度目の命の危機は、あろうことか強盗に間違われて警察官によって撃たれてしまったこと。いくら全身真っ黒で大きな体の黒ラブだからと言って、あり得ないほどの確率です。

それが白斑になる前なのか後なのかは不明ですが、白斑になった後に起きたとしたら、ラウディの顔が目出し帽を被った犯人に見えたのかもしれませんね。

このときばかりは、飼い主家族のティムさんとニキさんも絶体絶命だと諦めかけたと言います。しかし、ラウディ君は不死身でした!奇跡的に命をとりとめ元気を取り戻したのです。

町でもInstagramでも人気者に!

引用の出典元:www.instagram.com

ティムさんがラウディ君を連れて散歩をしていると、ときどき町行く人が足を止めて「目の周りに白いペイントをしたんですか?」と尋ねてくるのだそうです。

ラウディ君の暮らすオレゴン州キャンビーでは、「可愛い犬がいる!」という噂が広がり、ちょっとした有名人になっていきました。

飼い主家族は、愛犬にできたユニークな白斑を決してマイナスには受け止めず、Instagramにたくさんの写真をアップします。

すると、ラウディと同じ白斑で悩んでいた人々からのコメントがたくさん寄せられるようになりました。しかも、子どもたちからのコメントがとても多いのです。



■両脚に白斑がある少女が描いたラウディの絵。Awareness(認知度)と書いたのは「白斑を知ってね!」という意味なのでしょう。

「私のお友達は足に白斑がありますが、こんなに素敵な絵を描いたんですよ!私は、彼女が大好き。たくましくて美しい心と声を持っているし、白斑は彼女の個性だから!」

「私のママも白斑なの。だから私はママにラウディとこの女の子が描いた絵のことを教えてあげたの。そうしたら、ママはラウディにメロメロになっちゃった。」

「私もこのワンちゃんと同じ、目の周りに白斑があるのよ」

こんな子どもたちのコメントに、心優しい大人たちは勇気をさらに持てるようなコメントを返します。

「白斑の人たちはみんな美しいわ!このインスタもチェックして!」

「こんにちは、かわい子ちゃん!素敵なアンバサダー(大使)に感謝します!あなたは偉大な仕事をしているね」

外見の悩みは、ともすれば自信を失ったり家に引きこもったりしがちです。勇気を出して自分の悩みと向き合い肯定する子どもの気持ちを、しっかりと後押しする大人の声が素敵です!

飼い主の大らかさが続々とファンを生む!



ちょっとドキッとするような、スパイダーマンに変身したラウディの写真ですが、これはファンの方が写真に画像加工したもの。

スパイダーマンのウェアを身に付けていると錯覚するほど、見事な出来栄え!



他にも、ワイルド系やパンダなど奇抜な加工を施した写真も送ってくれました。こうした写真をティムさんたち家族も楽しみに待っているのだそうです。

それこそ、「何だ!うちの愛犬をこんないじりかたして!」と怒ってしまう飼い主だったら、ラウディのファンはここまで増えなかったことでしょう。

みんなのヒーロー・ラウディを生み出したのは、飼い主さんの大らかな心なのですね。



ラウディの愛らしい白斑は、同じ病気で悩んでいた子どもたちの心に、大いなる自信と勇気を与えてくれました。

ラブラドールレトリバーの寿命は10~13年程度と言われています。ご長寿犬のラウディは、さすがに少し足が衰えてきた様子で、水中歩行セラピーなどで筋肉の衰えを予防しているそうです。

頑張り屋さんのラウディは、今日も子どもたちを笑顔にしています!ありがとう、ラウディ!いつまでも元気でね。

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Tsunayoshi ひまわり
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