家族の知らぬ所で男の子に降りかかった悲劇

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2015年9月、オーストラリアに暮らす4人家族は、休日を利用して友人の別荘を訪れていました。2歳の息子のアレックス君は、まだオムツが外れていないものの、あちこち動き回るやんちゃ盛り。

それが災いして、両親やお姉ちゃんの目の届かぬところで遊んでいるうちに、誤ってダムの貯水池に転落してしまったのです。アレックス君は転落の衝撃で意識を失い、水面に浮かんだまま動きません。

その悲劇を目撃していたのは、スタッフォードシャー・ブルテリアのメス「レアーラ」でした。レアーラは池の中に飛び込んで、アレックス君を引っ張り上げようと試みますが、力が足らずに上手く救出できません。

「早くしなければ、大切な家族であるアレックス君が死んでしまう!」アレックス君が生まれる前からこの一家の家族だったレアーラの心は焦ります。

犬の機転と必死な想いが命を救った!

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レアーラは機転を利かせ救助方法を変更しました。大急ぎで小屋まで走り、父親のデイビッドさんに激しく吠えて必死に緊急事態を知らせます。

尋常ではないレアーラの様子に立ち上がった父親を、レアーラは池まで引っ張るようにして連れて行ったのです。父親は、池にうつぶせになって浮かんでいる息子の姿を発見するやいなや、飛び込んで救出しました。

アレックス君は、池に落ちたとたんに意識を失ったおかげで水を飲んでいる様子はなかったものの、心臓は停止していたのです。

父親が必至に蘇生を行い続ける中、27分後、救助のヘリコプターが到着します。ブリスベンの病院へ搬送されたアレックス君の命は奇跡的に助かったのですが、未だ昏睡状態のままでした。

奇跡の回復を遂げる男の子

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アレックス君の身体には様々な医療装置が取り付けられ、両親には医師から過酷な診断結果を告げられました。
「もしかしたら、2度と自宅に戻れない可能性もあります。意識が回復したとしても脳に障がいが残るかもしれません。」

しかし、48時間が経過したころ、アレックス君の身に医師も驚く出来事が起こります。アレックス君の手を握り締めていた母親のリンダ・ブロックバンクさんの手を、アレックス君はギュッと握り返したのです!

しかも、自発的に呼吸を始めて昏睡状態から脱することができました。リンダさんはこの奇跡の回復を見せた息子を抱きしめながら涙します。

その時の様子をこう語りました。「もし、あの時レアーラが知らせてくれなかったら息子の命はなかったかもしれません。そう思うとレアーラに感謝してもしきれないの。」

犬が家族を想う気持ち

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アレックス君は、その後も驚異的な回復をみせ、障がいが残ることもなく日常生活に戻ることができました。レアーラもアレックス君と一緒に過ごせることを喜んでいるようです。

実は、レアーラは2008年に夫婦が里親として引き取った犬でした。レアーラがアレックス君を助けることができたのも、日頃から家族の一員として大切にされてきたからにほかなりません。

何より、自分の命の危険を顧みることなく「家族を助けたい!」その犬の強い想いに感動します。

アレックス君がこのことを再認識できる年齢になったとき、自分の命を救ってくれたレアーラとの絆はさらに深まることでしょう。

犬が私たち飼い主家族を想う気持ちに報いるよう、毎日たくさんの愛情をかけてあげたい!そんな気持ちを改めて感じさせる出来事でした。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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