1日に犬が何度もため息をする意味

引用の出典元:shutterstock.com

最近は外で番犬として飼われることが少なくなり、室内で飼い主と過ごす時間が長くなったことで、犬のため息に気が付くことが多いようです。

愛犬をよく観察していると、1日のうち何度もため息をついていることに気が付きます。その多くは、飼い主とは関係なしに、自分のベッドに寝ころんだときなどに「フ~ン」とため息が出ていませんか?

人間で例えるなら、何かの行動が一段落してホッとしたときに出る「ヨイショ、ハァ~」という、無意識の声とよく似ています。犬のため息は、行動や感情の区切りを付けるときに出るものがほとんどです。

ため息には犬の感情が込められている

犬と会話ができれば、「そのため息の意味はな~に?」と聞くこともできるのですが、残念ながら相手は言葉を持たない動物です。

だからこそ、犬がため息をしている状況から、飼い主さんがその意味や感情を理解してあげましょう。

■リラックスや満足を感じているときのため息
犬の感情がリラックスしていたり満足を感じていたりするときには、「フ~ン」と長めのため息が出ます。
お腹が満たされて、安全な寝床に落ち着いたときや、ポカポカと体が温まってきたときに出る無意識のため息です。
このときは、飼い主とは全く関係なしに目をつぶっていることが多いものです。

■がっかりして落ち込んだときのため息
犬の感情が、何らかの理由でがっかりして落ち込んだときには、少し寂しそうな表情でため息をつきます。
おやつをくれると思って大きく尻尾を振ったのに、飼い主さんが手にしている物が自分とは全く関係ないものだった、というような場面でのため息です。
このときは、飼い主の目を見ていることが多いものです。

■ストレスを感じているときのため息
犬にストレスがかかったときも、それを回避しようとしてため息をつくことがあります。
ストレスにも様々ありますが、自分の思い通りにならなかったときや、知らない環境から解放されたときなど、ストレスを受けた感情を切り替える場面でのため息です。
このときは、飼い主のことを見るわけでもなく、ブルブルっと体を同時に震わせることもあります。

犬のため息には病気が隠されている可能性も

引用の出典元:shutterstock.com

犬の感情に関係なく、ハアハアと辛そうな表情でため息をしょっちゅうするようであれば、なんらかの病気が隠されているかもしれません。

病気にかかると、さほど疲れていないときでも座り込んで「ハ~」と辛そうなため息をすることがあります。

ため息以外に、くしゃみを連発する、鼻息が苦しそう、ゼイゼイする、元気がない、表情がぐったりしているなど、いつもと違う様子があれば、肉体的な病気だけでなく精神的な病気の可能性もあるので獣医の診察を仰いでください。

犬のため息に向き合う

引用の出典元:shutterstock.com

犬は喋れない分、ため息やボディーランゲージで飼い主とコミュニケーションをとっています。犬のため息に隠された感情をきちんと受け止めて、愛犬に向き合うことが大切です。

犬がリラックスしている状況で出るため息は、特に飼い主が何かをする必要はありません。対処すべきは、ストレスを強く受けて犬がため息をする場合です。

「遊んでほしいのかな?」「運動不足なのかな?」「出掛けてばかりで寝不足じゃないかな?」「留守番で毎日寂しいのかな?」などと犬の感情を読み取って、犬が受けているストレスを取り除く努力をしましょう。

犬のため息に隠されたストレスを見逃し続けていると、信頼関係が崩れたり病気の原因となったりすることがあるので注意して観察してあげてください。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事についたタグ