本当は予防薬じゃないって本当!?

引用の出典元:shutterstock.com

犬にとっての身近な大敵・蚊は4月には本格的に活動を開始します。
そのため日本国内の多くの場所では5月からフィラリア予防薬を飲み始めるよう勧められています。

しかしこの薬、厳密には「予防薬」ではないって知っていましたか?

蚊にさされることを防ぐものでも、フィラリア感染を予防するものではなく、フィラリアに感染しても体に影響がないうちに駆除する作用を持つ「駆虫薬」なんです。

フィラリアが体に入ってから心臓などに移動するまでに約2か月かかるため、その間に駆除するものなので、月に1度飲むことが必要とされているのです。

間違うと危険!正しい飲ませ方

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まず気をつけるべきことが必ず毎シーズン予防薬開始時に血液検査を受けてフィラリア感染確認していないか確認すること。(時々検査を行わずに薬を出す獣医師もいます。。。)

感染している状態で予防薬を飲むと、一気に排出されて血管が詰まり心臓発作を起こすなどの重篤な副作用を起こすことがあります。

薬を飲ませたつもりでも飼い主の見ていないところで吐き出す犬や、他の家族が与えたと勘違いしてすっかり忘れてしまっていたり、ということもよくあるそうです。「ちゃんと毎月飲ませたから大丈夫」とあなどることなく、毎年きちんと検査を受けてからスタートしましょうね。

また、気をつけなくてはならないのが薬のやめ時です。
「最近蚊をみないな~」と思って自己判断でやめてしまうととっても危険!
フィラリア予防薬は蚊の活動が終わって1か月後まで飲まなければ感染進行の可能性があるので、必ずかかりつけの獣医師に確認を取ってからやめるようにしましょう。

本当に安全なの?副作用について

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フィラリア予防薬の副作用については、一般的には下痢や嘔吐などが考えられていますが、その他にも薬の種類と犬種が深く関わっている症例がいくつかあるので、獣医師にしっかり確認しておきましょう。

特に初めて飲む種類の予防薬であれば、念のため服用後はしばらく安静にして様子を見るようにして下さい。

また、ネット通販では激安予防薬なども個人輸入出来たりするようですが、これに関しては危険度が非常に高いです。

もちろんどんな情報をどこまで信用するかは、各個人の良識と判断次第なので、むずかしいところではありますが、命に関わるものでもありますので、出来るだけ信頼出来るかかりつけの獣医師から処方してもらうようにすることをおすすめします。

まとめ

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長年犬を飼っている人からすれば、フィラリア予防薬はとても身近なもので、気軽にさっとあげている人もたくさんいることでしょう。

しかし、手軽といえど薬は薬。
間違ったあげ方をしたり、軽く考えてあげ忘れてしまったりすると思わぬ事態に陥る可能性もあるのです。

「言われたまま」「何となく」の予防はやめて、大事な愛犬のために正しい知識と心構えを身につけておきましょう。

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