実は、イギリスでは指折りの人気スポーツだった!

引用の出典元:www.flickr.com

もともとイギリスでは、絶大な人気を誇っていたドッグレース。

しかし近年では、経営の悪化から閉鎖を余儀なくされるレース場が相次いでいます。

この65年間で、イギリスにおけるレース場の数は80から25へと減りましたが、近年までドッグレースは、サッカーや競馬に続いてイギリス国内で三番目に観客動員数の多いスポーツでした。

ペット先進国として有名なイギリスにしては、ドッグレースが人気のスポーツだったという事実は少し意外に思う方も多いかもしれませんね。

ドッグレース団体の衰退の理由は、1960年にベッティング・ショップ(レース場に行かなくても公営競技の投票券が購入できる場所)が合法化されたこと、またオンライン・ベッティングの導入が主なものでした。

それに加えて、国民の動物愛護への意識が年々高まる中で、レース犬たちの飼育環境や引退後の扱われ方などがニュースや動物愛護団体らの活動によって一般に広く知られるようになったことも大きな要因です。

レース犬は金儲けの機械?

引用の出典元:www.flickr.com

イギリスでは登録されているだけでも、年間で25,000頭ものグレーハウンド犬が生まれています。

しかし、、その多くがレース犬となる素質を備えていないことがわかると、まだ子犬のうちに処分されてしまいます。

その数は、なんと年間12,000頭とも言われています。

信じられないことに、ドッグレースの前に犬に食事を多く採らせたり、薬を与えたりすることで、わざとレースに負けさせるケースがあります。

こうすることで、次回レースで良い成績を収めた場合にオッズをあげ、高い利益を上げることができるからです。

また、残念なことに(ごく一部の業者ですが)、結果を出さないレース犬は躊躇なく「最も安い方法で」処分されることもあります。

このようなレース場の経営者やレース犬の所有者たちは、ドッグレースに出場する犬たちのことを金儲けの機械としか思っていません。 レース犬たちは、自分がレースに出ていない間は口輪をはめられ、狭い檻の中で1日を過ごすことになります。

そして、年間約4,000頭ものレース犬が、レース中の負傷を理由に処分されます。

急すぎるカーブや地面のコンディションの悪いコースを悪天候の中を走らせたり、ケガをしているのに無理やり走らせ続けたりして、必要がなくなったレース犬たちを引退に追い込むのです。

引退させる口実を作っているのですね。

引退後のレース犬の運命

引用の出典元:blog.grey2kusa.org

レース犬としての寿命は3〜4年が一般的です。

でも、グレーハウンドの寿命は約16年です。

レースを引退するグレーハウンドは年間10,000頭にも登ります。しかし、公式認定されている団体『リタイアード・グレーハウンド・トラスト』で確保している引退後の引き取り先は年間約3,000頭にすぎません。

では、残りの7,000頭はどうなるのでしょうか?

数多くのチャリティー団体がレース犬を引き取っては里親探しを行っています。そこで新しい家族を見つけて、幸せな一生を送ることができた元レース犬もいますが、残念ながら多くのレース犬は溺死、感電死、毒殺、銃殺など、悲劇の最期を強いられます。

ドッグレースのほかにもサーカス、競馬、闘牛、闘犬など、動物を利用した卑劣なビジネスはすべて廃止されるべきです。

そして、私たち一般の愛犬家にできることは何でしょうか?

これらのビジネスは、収益を得られなければ経営を続けられません。

つまり、そういった場所に足を向けないこと、行こうとする人にはやめるように諭すことが、動物愛護の第一歩になるはずです。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi 森野万弥
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