犬の甘える仕草に病気の可能性って?

引用の出典元:www.flickr.com

愛犬が甘えてくる様子はとっても可愛らしいですし、癒されますよね。

人の顔をペロペロ舐めてきたり、前足でチョイチョイと気を引いたり、犬好きの方にとってそんな「犬の甘え」は犬を飼う醍醐味の一つと言えるでしょう。

しかしながら実はこの「甘え」が、愛犬の病気の前兆であったり、もしくは病気に発展してしまう可能性があることはご存知でしょうか?

「こんな愛らしい仕草に病気が潜んでいる可能性があるなんて・・・」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、放っておくと取り返しのつかない事態になる場合もあります。

ストレスを助長させてしまう「甘えさせ方」

特に犬を部屋で飼っている場合、あなたが居間でくつろいでいる時に愛犬がヒザや体に乗ってきたりしませんか?

また、顔をペロペロ舐め回して甘えてくることもありますよね。

飼い主にとって、愛犬にこんなことをされたら「親愛の情」を感じますよね?

実は、これは犬にとっては「親愛」の表現でもありますが、「自分がボスだ!」というランク付けの意味もあるのです。

犬は他の犬や周りの人間に対して、常にランク付けを行う習性があることはご存知の方が多いと思います。

そのランク付けの方法の1つとして、この「ヒザや体に飛び乗る」というものがあるのです。

これを愛犬の心からの愛情表現・甘えと勘違いしまい、思う存分可愛がってしまうと、犬にとっては「征服完了」ということになってしまうのです。

では、この甘えを許してしまい、飼い主が愛犬よりも低いランク付けになってしまった場合、どのようなことが起きてしまうのでしょうか?

それは、愛犬の「ストレス」を増幅させてしまうことにつながり、ひいてはそのストレスによる様々な病気や体調不良を引き起こしてしまいます。

愛犬にストレスがたまってしまう理由

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何故なら、愛犬からすると「この甘えを受け入れてもらった=自分の方が上だ」という認識なのに、飼い主はそのことに気づかず、いつもどおり「待て!」「お座り!」「ダメ!」などの命令をしてきます。

そうすると何故自分よりも下位の者が命令するのか?という矛盾が愛犬の中で生じてしまいます。

この矛盾が愛犬のストレスの原因となってしまうのです。

犬にストレスがたまってしまうと、

・分離不安
⇒飼い主が出かける前に吠えたり落ち着きがなくなるといった現象

・強迫神経症(きょうはくしんけいしょう)
⇒自分のしっぽを追い回して、かみつくといった現象

など、様々な病気の原因となります。

愛犬に長く健康に生活してもらうためにも、このタイプの甘え方はやめさせましょう!

実はもっと重い病気の前兆の可能性も

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いつになくべったり甘えてきたり、いつまでもクンクンと甘えた泣き方をしている場合、実は怖い病気が潜んでいる可能性があります。

例えばてんかんなど、犬にとっても恐怖を感じるような症状が出る直前に、飼い主にべったり甘えることがあるようです。

※てんかんとは、脳内の神経で異常なまでの興奮が起きてしまい、体のコントロールが効かなくなる現象のことです。痙攣(けいれん)や失禁、最悪の場合は突然死の恐れもあります。

また、夜中でも甘えてクンクン泣き続けていると思ったら、痴呆の症状だった、など、ただの「甘え」ではないことがあります。

言葉が喋れず、自分の辛い症状を伝えることが出来ない犬にとって、「甘え」とは病気を知らせるサインの1つでもあるのです。

しかしながら、通常の甘えなのか、病的な甘えなのかは、病気の症状やその子自身の性格にもよりますので、判断はしにくいものです。

そのため、飼い主は普段から愛犬と接する機会を多く持ち、通常の甘えがどの程度なのかを把握しておく必要があります。

通常の甘えのレベルを知っておくことで、「いつもと違う!」と察知しやすくなりますので、愛犬が重篤な症状に陥る前に手を差し伸べてあげることができるでしょう。


いかがでしょうか?

今回は、犬の甘えに潜む病気の可能性についてご紹介いたしました。

間違った甘えさせ方は控え、しっかりと愛犬の愛情に向き合うことで、病気を未然に防いだり、軽症で済ませられることも多いのです。

是非一度、普段の遊びの中で、愛犬の甘え方について考えてみてくださいね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi オオバやん
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