犬が穴を掘る行為にはどんな意味があるの?

引用の出典元:shutterstock.com

犬の穴掘りには、遊びと本能の2つの意味があるといいます。

犬の祖先であるオオカミは、土を掘って巣穴を作り、そこで生活をしています。その巣穴で暑さや寒さをしのいだり、外敵から身を守ったりするほか、出産や子育ても行います。

また餌が足りているときには、捕まえた獲物を、穴を掘って埋めて隠したりもします。愛犬がおやつを土に埋めたり、床に埋めようとしたりしているところを見たことのある人も多いことでしょう。

一方で、走り回って遊んでいるときに、楽しさや興奮などから穴を掘ることもあります。穴掘りを楽しいと感じる犬は多く、テリア系など穴掘りが特に好きな犬種もいるようです。

犬が穴を掘るのはどんなとき?

引用の出典元:shutterstock.com

さて当然のことながら、現代の飼い犬たちは巣穴では生活していません。ではどのようなときに穴を掘るのでしょうか。

最もよく見る光景が、寝る前や座る前に、愛犬が床や布団をガリガリと掘る仕草です。これは犬が野生で生活していた頃の名残で、この行為によって巣穴を掘り安全な寝床を作っています。またその後、クルクルと回る行動を見せることがありますが、これによって地面を踏み固め、寝心地の良い環境を作っているのだそうです。

ほかにも、暇つぶしとして穴掘りをする犬や、飼い主の気を引くためにガリガリとやる犬もいるといいます。

犬が穴を掘るのをやめさせるには

引用の出典元:shutterstock.com

さて室内飼いの多い現代、穴を掘る行為は本能だとはいえ、やはり家具や壁をガリガリとされては困ってしまうときがあります。犬の穴掘りをやめさせる良い方法はあるのでしょうか。

まずは愛犬の行動を観察し、穴掘りをする理由を探ってみましょう。運動不足が原因なのか、飼い主の気を引きたいだけなのかなど、まずは愛犬の気持ちを理解することから始めます。単なる遊びやわがままで家具を傷付けている場合には、今後、飼い主を困らせる行動は取らないよう、きちんと教えなければなりません。

一方で、ペットの爪から家具を守る保護シートなども売られていますので、しつけを行いながら、そういったグッズを利用してみるのもよいでしょう。

犬の穴掘り、ストレスが原因かも

引用の出典元:shutterstock.com

また、犬はストレス解消の一環として穴を掘ることがあります。狭い空間で生活をしていたり、散歩の量が少なかったりすると、犬はストレスを抱えます。また1人でいる時間が長いことから、不安やストレスを抱えることもあります。

このようなとき犬は、「カーミングシグナル」として穴を掘ることがあります。カーミングシグナルとは「calming(気持ちを落ち着かせる)」「signal(合図)」の意味で、文字通り「気持ちを落ち着かせるための合図」です。ストレスを抱えた犬は穴掘りをすることによって、周囲にストレスや不安があることを伝えると同時に、自分自身をも落ち着かせようとしているのだと考えられています。

犬があまりにも頻繁に穴掘りをするようになったら、飼い主に何かを伝えようとするメッセージなのかもしれません。

ところで、犬の穴掘りには自己アピールの意味もあるといいます。穴掘りというよりは、地面をかく行為とも取れますが、


  • 尿や糞のある場所ではやらない
  • 他の犬がいる前でやることが多い
  • 犬の足指の間からは匂いを出す物質が分泌されている

などの理由から、この行為は視覚的および嗅覚的に、自己をアピールしているのではないかと推察されているそうです。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事を書いたライター

Tsunayoshi PomPom
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード