トルコってどんな国?

通称トルコの正式な国名はトルコ共和国です。北は黒海、南は地中海に面していて、アジアとヨーロッパの中間に位置しています。

国土面積は日本の2倍程度ありますが、人口は7,500万人と日本の約60%程度です。国民のほとんどがイスラム教徒です。

同じイスラム圏のサウジアラビアで起きた「野良犬が赤ちゃん救出」の記事で触れたイスラム教では、犬は不浄なものとされていますが、トルコでは少し事情が違うようです。

地理的に東西文明の十字路と呼ばれ、キリスト教の旧約聖書に登場する「ノアの箱船」が漂着したとの伝説で有名な「アララット山」があるのもトルコです。

外務省のHPによると、過去の歴史でキリスト教が最初に布教された地ということもあり、宗教や文化、動物などに対して非常に寛容なのだそうです。

また、トルコと日本は120年以上におよぶ友好関係にあり、トルコの人たちは親日家が多いことでも知られています。

これは驚き!トルコの野良犬用の自動給餌機とは?

引用の出典元:www.youtube.com

トルコの街中には、普通に野良犬や野良猫が歩いていて、人々は頭を撫でたり時にはエサを与えたりしています。

トルコは、野良犬や野良猫たちに優しい国になるよう、動物保護団体よりも行政が積極的に活動しています。もっとも驚かされるのは「野良犬や野良猫に自動給餌する機械」が街中に設置されていることです。

どういうことかというと、ペットボトルなどの飲み残しの水や空になった容器を機械の穴に入れると、自動的に水とエサが出てくるのです。犬用、猫用とそれぞれ機械は分かれているようです。

しかも、水とエサの高さは、犬猫が直接飲んだり食べたりできるようにちゃんと調整されています。人間が水やエサを与えなくても、野良犬・猫が自分で自動給餌機に来れば命を繋ぐことができる仕組みです。

とはいえ、まだトルコ全土には普及できておらず、サムスンという特定地域に多く設置されている段階です。

トルコ最大の都市・イスタンブルには野良猫がたくさん住んでいることから、野良猫用のハウスが続々と設置されています。(東京都推定80万匹に対しイスタンブルは3,000万匹)

トルコでもそれぞれの県や市で具体的な取り組みは違っていても、国としての方向性は一致していますね。

トルコ流・動物愛護の基本理念

引用の出典元:www.youtube.com

トルコでは、野良犬や野良猫を捕獲するという形ではなく、人間が暮らすエリアに同居させながら命を守る、という動物愛護の理念が根付いているようです。

子どもたちも、これが当たり前の動物愛護のスタイルで「野良犬や野良猫を飢えさせないで!」という感覚が身に付いています。

日本では、野良犬も野良猫も保護・殺処分・一部里親へ、という考えが主流ですから、トルコの動物愛護のスタンスには違和感がある人もいらっしゃるかもしれません。

そもそもお国柄が違うので、どちらの考えが正しい・間違っているといった善悪判断や比較をする必要はないのですが、トルコの取り組みは日本でも何か参考になることがあるように感じます。

野良犬たちの管理は?

引用の出典元:www.flickr.com

トルコのイスタンブルでは、野良犬を単に放置しているだけではなく、まずは保護して避妊手術を行い、狂犬病予防注射済の犬の耳には小さなプレートを付けるなどの対策は行っているそうです。

しかし、一方で野良犬に噛まれる事故や狂犬病による死亡者もいます。人に著しく危害を与えてしまった犬などに関しては、殺処分も行われているようです。

トルコのように野良犬や野良猫が人と共存していても、問題がなくなるわけではありません。動物愛護や動物保護は、どこの国も暗中模索しているのかもしれません。

トルコの行政が積極的に動き出したのは、市民からの提案によるものだそうです。たとえ答えが見つからなくても、私たち一人一人が声を上げ、少しずつ明るい未来に繋がるような社会を作っていきたいですね!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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