ワクチン接種によるアレルギーの症状

引用の出典元:shutterstock.com

ここで言うワクチンとは、狂犬病と混合ワクチンのことを指します。

狂犬病のワクチン接種に関しては法律で義務づけられていますが、混合ワクチンに関しては任意とされています。
まず、どちらのワクチンでもアレルギーは起こる可能性があることを知っていますか?

ワクチン接種によるアレルギーの発症率は、10000~15000分の1の確率と言われています。このアレルギー発症率を多いと考えるかどうかは、飼い主の判断にお任せしますが、何らかのアレルギーが発症する可能性は、決して0ではないということです。

さて、このワクチン接種によるアレルギーの症状ですが、大きく二つに分けることができます。


即時性アレルギー


一般にアナフィラキシーショックと言われるもので、そのアレルギー症状は全身に及び、けいれん、麻痺、急激な血圧低下などが診られます。この症状が出た場合、即座に獣医師による治療を受けなければ命に関わります。


遅延性アレルギー


これはワクチン接種後数時間から24時間以内に起こると言われ、その症状は、接種部位が晴れたり、かゆがったり、また、じんましんが出たりします。また、嘔吐や下痢の症状がみられることがあります。


いずれにしてもワクチン接種後、何らかの異常が見られた場合速やかに獣医師の診察を受けた方がよいでしょう。

このワクチン接種によるアレルギーですが、前年までアレルギーが起こらなかったから大丈夫!と安易に考えるのは危険です。

ワクチンを接種したあと24時間は、しっかり愛犬の様子を見ていてあげてください。

ワクチン接種によってアレルギーを発症してしまったら?

引用の出典元:shutterstock.com

では、ワクチン接種によるアレルギーの発症率を減らすためにはどうしたらいいでしょうか?

まず一番大切なことは、愛犬をよく観察して体調が優れている時にワクチン接種を行うことです。

たとえ、ワクチン接種の時期が過ぎていても、愛犬の体調が良くなるまではワクチンの接種は控えるようにしましょう。

また、花粉症などの何らかのアレルギーを持っている犬の場合は、そのアレルギー症状が出る可能性がある時期を避けた方がいいでしょう。花粉症でしたら、もしその症状が出ていなくとも花粉が飛んでいる時期を避けるといった具合ですね。

それと、ワクチンを接種する時間も考えた方がいいでしょう。もし何かあった場合にすぐに対処できるように午前中にワクチンを接種する方がいいかもしれません。

アレルギーが発症したら、次回からのワクチン接種はどうする?

引用の出典元:shutterstock.com

さて、ワクチン接種によるアレルギー症状が出てしまうと、飼い主としては次回のワクチン接種をどうしようと考えてしまいますよね。

こればっかりは、担当の獣医師と十分に相談をする必要があります。ワクチン接種は愛犬を守るためにも重要なことです。

具体的な対処方法としては、以下のような方法が考えられます。


  • ワクチン内容やメーカーの変更
  • ワクチンを接種する前に抗アレルギー剤を投与する


例えば、現在のワクチンが8種混合ワクチンや9種混合ワクチンなどの場合は、5種混合ワクチンへ変更することで事なきを得る場合もあります。

これは、ワクチン接種によるアレルギー発症の原因の一つに8種混合ワクチンや9種混合ワクチンに含まれているレプトスピラがアレルギー反応を起こす場合が多いとされているためです。

また、ワクチンは、数社が製造していますのでメーカーを変更することによってもその症状が出ない場合もあります。

いずれにしても、やはり信頼できる獣医師との相談が不可欠となりますね。

ワクチン接種に関する新しい考え方

引用の出典元:shutterstock.com

さて、数年前ですが、このワクチン接種に関してアメリカで大変貴重な研究結果が発表されました。

それはこのワクチン自体の効力は、薬品メーカーが言うように1年でその効果が薄れるのではなく、少なくとも3年はその効果が持続するというものです。

さらに、これは猫に顕著に診られる事例として、毎年同じ部位に注射を接種するわけですから、その部位が堅くなり皮膚癌を発症したという症例も確認されているようです。

こういった流れの中で、アメリカでは混合ワクチンの接種を3年に一度へ見直そうという方向へ動いているようですね。

ペット先進国のアメリカで上記のような動きがあることは、日本で犬と暮らす私達もワクチン接種の未来について考えて直さなければいけない時期に来ているのかもしれません。

つまり、犬のワクチン接種による諸々のリスクを考えた場合、これからは3年に一回という選択も十分に検討すべきということじゃないでしょうか。

混合ワクチンは義務ではないだけに、その是非は飼い主の考え方に依存します。しっかり考えて、愛犬の健康を守れる飼い主でいたいものですね。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事を書いたライター

Tsunayoshi pug-pug
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード