道路に這いつくばっていた犬を保護

引用の出典元:ameblo.jp

飼い主の都合で捨てられていく犬たち。人間にとって犬は大切な家族のはずなのに、平気でその命を粗末に扱うことは許されません。

福岡県にある『わんにゃんレスキュー はぴねす(以後、はぴねすと表記)』は、県内のセンターで期限切れとなってしまった犬を引き取り、里親を探す活動を行っています。

団体としてのシェルターはないため、ボランティアさんの自宅で面倒を看ながら譲渡先を探しています。

はぴねすのボランティアさんは、ある日、あまりにも信じられない光景に出くわしました。道路に這いつくばるように倒れ込んだゴールデンレトリバーを見つけたのです。

すぐに警察と保健所に連絡を入れましたが、やはりこの犬を探している飼い主はいませんでした。

全身腫瘍だらけで動くことさえできなかった

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発見された犬の体は腫瘍だらけで血と膿にまみれており、まるっきり立つことも歩くこともできない状態でした。

ボランティアさんは直ちに動物病院へと犬を運び込みます。ゴールデンレトリバーのメスの平均体重が25~30キロなのに対し、この子はわずか15キロしかありませんでした。

彼女は体を動かすことも、声を出すこともできません。目や耳からは膿が溢れ、皮膚病により悪臭が漂う全身の被毛は抜け落ちていました。

さらに、首元にある巨大な腫瘍は破裂しており、どれだけこの犬が苦しんでいたかが伝わってきます。こんなにも悲惨な状態で捨てられた犬の悲しみを思うと、胸が張り裂けそうです。

発見したボランティアさんは思わず「先生、この子、生きれますか?」と尋ねていました。


引用の出典元:ameblo.jp

獣医たちは、目の前で消えかかろうとする命を繋ぐことに尽力します。全身の膿を拭き、傷の消毒を行いながら「なんとか体力がつけば」と先生は答えました。

犬の状態はかなり悪く、すでに両目の視力は失われ耳も聞こえていませんでした。心雑音があることから、かなりの高齢犬だと診断されます。

フィラリアこそ陰性でしたが、栄養失調や脱水、貧血がみられました。皮膚からは疥癬(ヒゼンダニの寄生)やアカラス(イヌニキビダニ、犬毛包虫の寄生)は検出されませんでしたが、念のため薬が投与され入院させることに。

懸命なケアが生んだ奇跡

引用の出典元:ameblo.jp

退院後、オーナー宅(はぴねすのオーナー?)に快く迎え入れられた老犬は、特注のシャンプーで綺麗に洗ってもらい、毎日アニマーユ(温泉成分)で全身を拭いてもらいます。

オーナーさんとボランティアさんは毎日欠かすことなく耳や目から出る膿を丁寧に除去し薬を付けます。体力を少しでも取り戻せるように高栄養のフードを1日4回に分けて与えました。

痩せているとはいえ、大きな体のゴールデンレトリバーを懸命にケアし続けることは本当に大変なことでしょう。

そして、ついにケアの効果が出始めました。老犬はその日、自力で立ち上がったのです!

仕事中にオーナーから「立ったよ!!!」と吉報を受け取ったボランティアさんは、嬉しくて愛おしくて涙が溢れて止まらなかったそうです。


引用の出典元:ameblo.jp

私は この子を保護した時、看取ることになるだろうって思ってた。だから、、、この子の日々の少しずつの変化に感動が止まらない。

1日のほとんどを寝て過ごしてるけど、体を撫でるとフッと顔をあげる。生きているからこそ起きる奇跡。

この先そんなに 長くは生きれなくても、ボロボロのまま道端で死んでしまわなくてよかった。

これからは不安も痛みもなく穏やかに過ごし、そして、いつか、もしも、笑顔が見れたなら、私は最高に幸せです

出典:新入りさん~part3

最期まで絶対にひとりにはしない!

引用の出典元:ameblo.jp

奇跡を見せてくれた優しい目をしたゴールデンレトリバーは、"クララ"と名付けられました。今では、庭で匂い嗅ぎができるまでに回復しています。

あの日、ボランティアさんがクララの存在に気が付かなかったら、道路の上で絶命していたことでしょう。


引用の出典元:ameblo.jp

少しずつ元気を取り戻すクララに語りかけるボランティアさんの言葉を最後にご紹介します。保護現場で日々現実と接する人の言葉は、非常に重いものを感じます。


あなたに新たな家族を見つけてあげられないかもしれない。。。

だけど。。。

あなたが、永遠の眠りにつくときは絶対に独りにはしないから

出典:新入りさん~part3

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