最初の飼い主から捨てられたジュース

引用の出典元:www.youtube.com

2015年、ジュースはアメリカ・メリーランド州ダーウッドにある、モンゴメリー郡動物保護センター(Montgomery Country Animal Services & Adoption Center)に連れてこられました。彼の最初の飼い主は、「引っ越し先に、ジュースを連れて行けない」という理由で、シェルターにジュースを連れてきたのでした。

ジュースは、スタッフォードシャー・ブル・テリアと思われます。この犬種は、明るく人なつっこい性格と同時に、闘犬としての本能も強く残っているため、手放す人が多い犬種でもあります。

飼い主から捨てられてしまったジュースですが、シェルターでの暮らしぶりは、問題行動もなく、とてもかわいらしく、のんびり過ごしていました。

そんなシェルターでの暮らしにも慣れ、10ヶ月を迎えようとしていたある日、ようやく里親が現れました。しかし、これが彼に悲しい運命をもたらすことになろうとは、スタッフもジュース自身も、知る由もなかったのです。

2番目の飼い主にも捨てられたジュース

10ヶ月のシェルター暮らしを終え、ようやく里親さんと暮らせると、スタッフたちは飛び上がって喜びました。

ところが、わずか2日間しかジュースの幸せは続かなかったのです。里親になった2番目の飼い主は、自分たちの家族としてふさわしくないから、という理由で、シェルターに連れ戻したのでした。

なんという悲劇なのでしょうか。喜びから悲しみへと急展開してしまったジュースの運命は、彼自身のハートを大きく傷つけてしまうのです。

シェルターに戻されたジュースは、悲しみのあまり、延々と鳴き続けることしかできませんでした。しかも、口をパクパクさせて鳴くのを我慢しています。時にクンクンと鳴き声が漏れてしまうジュースの悲しみが、深く胸に刺さります。

悲運を背負ったジュースには、600件近いコメントが寄せられました。

「だれか里親として引き取ってあげてください。里親が見つかることを願っています。」

「なんてかわいそうな犬なの。私の心は痛んでいます。」

「ジュースをほかの犬と一緒に過ごさせるのはどうだろう。」

「ドックトレーナをしています。無料で彼をトレーニングすることに協力します。」

出典:Shelter’s Longest Resident Celebrates His Last Day Alone In A Kennel

心が折れてしまったジュースを救え!

引用の出典元:www.facebook.com

これまでお利口で穏やかに過ごしていたジュースですが、これを機に自信を失ってしまったかのように変わっていきました。

保護センターのスタッフは、いつもより頻繁に彼が鳴いていたり、臭いを喘いでいたり、歩き回ったりしていることに気が付きました。ジュースは、もう、心が折れていたのです。

4月21日、スタッフたちは、ジュースに新しい里親を見つけてあげようと、ジュースが悲しみに暮れている動画をYou Tubeにアップし、素敵な里親さんが現れるように呼びかけました。

「ジュースをこれ以上泣かせないでください。彼の永遠の家を探すために支援してください。ジュースは、かつて一度はチャンスを与えられたように、素晴らしいペットになれる良い子です!」

さらには、ジュース専用のフェイスブックも立ち上げます。ジュースの動画を観た人から、「ジュースの里親になりたい!」「私たちの家族に迎えさせてほしい!」と、里親希望の問い合わせがたくさんきました。

もう、相性の悪い里親さんを選ぶことは許されません。候補者の中から、スタッフは慎重に里親を選びました。

3番目の飼い主と幸せに暮らすジュース

わずか数日後、モンゴメリー郡動物保護センターのフェイスブック上に、新しい家族ができたという報告がされました。ジュースを思い切り遊ばせてあげられるような環境をもつ飼い主さんが選ばれました。

もう今夜から、ジュースは鳴かなくて良いのです!温かい家族と巡り会い、ジュースの幸せな生活が始まる瞬間でした。

今では、毎日、飼い主さんとテニスボールで遊んだり、走り回ったりと、元気いっぱいのジュースに戻りました。ジュースは悲運を乗り越え、3度目の正直で幸せな生活を手に入れたのです。

犬の感情は、私たちが思っている以上に発達しているのですから、決して愛犬を悲しませない飼い方をしなければいけませんね。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード