スキッパーキの特徴:ずんぐりした体の黒い弾丸

引用の出典元:www.shutterstock.com

  • サイズ:小型犬
  • 体高 :オスメスともに 25~33cm メスはやや小さい
  • 体重 :オスメスともに 5~7kg メスはやや小さい

スキッパーキは、黒い被毛に覆われ、小型犬ながらも俊敏に走り回る、スピッツ系の犬種です。

スキッパーキの外見の特徴は、正方形に近い胴体とピンと立った三角耳が特徴です。お尻が丸く全体にずんぐりしたユニークな体つきで走る姿は、まるで黒い弾丸のようです。

額が広く、目にかけて細くなっている顔立ちは、一見するとキツネのようです。ジャンプ力もあり、自分の体高の3倍ぐらいの壁なら越えてしまうことも!

驚く特徴として、かつては、生まれながらに「尾」がない個体もあったのです。最近では、尾がある状態で生まれる個体が多くなっています。尾は断尾することが習慣となっていましたが、動物愛護の観点からも断尾を希望する飼い主は少なくなっています。

スキッパーキの被毛はダブルコートで短毛と長毛の中間です。脚以外は、やや長めの被毛で、マントでも羽織っているような被毛の生え方をしています。

毛色は、日本ではブラックばかりですが、世界ではシルバー、ゴールド、クリームなど、色のあるスキッパーキも多く飼われています。

スキッパーキには「シッパーキー」という別名がありますが、これはフラマン語:の「Schipperke」を日本語読みにした時の読み方が違うだけで同じ犬種を意味しています。ジャパンケネルクラブでは「スキッパーキ」で登録しています。


スキッパーキの歴史:小さな船乗りさん


  • 原産国:スキッパーキ
  • 用途 :番犬、狩猟犬

スキッパーキは、ベルギーのフランダース地方が原産です。1500年頃に、ルーベルナールという牧羊犬を小型に改良して誕生しました。主にネズミやモグラといった害獣駆除に使われ、北ヨーロッパの運河の港湾内で、はしけの警備犬として活躍していました。

スキッパーキの名前の由来は、ベルギーのフラマン語で小さな船乗りを意味する「schipperke=スキッパーキ」からきています。

靴屋の職人達からも可愛がられ、職人お手製の首輪をつけて、コンテストを定期的に開催するほどでした。19世紀になると、ベルギーの家庭犬として多く飼育されるようになり、愛称でもあったスキッパーキの名前で国から公認されるようになりました。

その後、ベルギー王室や上流階級の人々からも注目されることとなり、あらゆる階級の人々から家庭犬として愛されるようになります。日本には、高度経済成長の昭和30年代に持ち込まれたといわれています。

2014年度ジャパンケネルクラブの登録頭数は、138犬種中73位で58頭です。

スキッパーキの性格:動くものが大好き

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スキッパーキの性格は警戒心が強く、縄張り意識も強いので、番犬として優秀な性格を備えています。家族に対しては優しく接し、愛情表現が豊かな性格です。

知らない人には警戒するものの、一度可愛がってくれるのがわかると、愛嬌をふりまくような、人なつっこい性格です。

好奇心が旺盛で、動くものを見ると弾丸のように走って追いかけてしまう狩猟犬の性格も残っています。

スキッパーキの性格まとめ


  • 警戒心が強い
  • 優しい
  • 愛情表現が豊か
  • 人なつっこい
  • 好奇心旺盛

スキッパーキの平均寿命とかかりやすい病気


スキッパーキの平均寿命は13~15年程度と比較的長生きの犬種です。スキッパーキには、かかりやすい先天的な病気は特にありません。

気をつけたい病気として、レッグ・カルベ・ペルテス病という、小型犬の幼犬に発症しやすい骨の病気があります。太ももの大腿骨頭部分への毛流不足により、骨が壊死する病気です。なぜ血流不足が起きるのか、原因は未だに解っていません。

脚を引きずるように歩いていたり、触ると痛がったりすることがあれば、自己判断せずに動物病院で診察してもらいましょう。

まれに、目疾患や皮膚病や股関節形成不全がみられることがあります。定期的に健康診断を行い、いつまでも元気なスキッパーキと暮らしたいですね。

スキッパーキの飼い方:体と頭を使わせる

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スキッパーキの飼い方として、室内飼育でも屋外飼育のどちらでも可能です。高温には注意して夏場はエアコンのある室内のほうが良いでしょう。多くの飼い主は室内で一緒に暮らしています。スキッパーキは子供と仲良く遊べる犬種ですので、子供がいる家庭であっても安心して飼うことができます。

屋外で番犬として飼う場合は、しっかりと繋留し首輪が抜けないようにします。首輪は指一本分が入る程度のきつさが目安です。庭で放し飼いする場合は、穴を掘って脱走できないか、ジャンプして塀を乗り越えないか、といった点に気を付けて飼いましょう。

興奮すると、飼い主が呼んでも来ない一面もありますので、「コイ!」「スワレ!」を身につけさせておくと安心です。「スワレ!」が身についていると、興奮しすぎた時に自分でコントロールできる賢い子になります。

スキッパーキの散歩は1日30分程度を2回行います。活発で頭も良いですから、ボール遊びや引っ張りっこも喜びます。室内では知的玩具などで遊んであげましょう。

被毛の手入れは、週に1~2回のブラッシングだけでも十分ですが、毎日してあげると、光沢のある美しい被毛がさらに魅力を増します。皮膚病のチェックも兼ねて、ボディタッチをしてコミュニケーションをとりましょう。

また、スキッパーキは長生きの犬種ですから、お口のケアも幼犬の頃から身につけさせておきます。歯槽膿漏や歯石による病気を予防しましょう。

「ボクお父さん大好き!」スキッパーキの瞳がヤバカワ

引用の出典元:www.youtube.com

スキッパーキの子犬のダラス君です。

甘えてお父さんのひざによじ登ったり、たんぽぽの香りを確認したり、飼い主さんとスキッパーキの愛情がビンビン伝わってくる動画です。

子犬の頃は、なんだかクマみたいですね。じっとこちらを見つめてくるつぶらな瞳が、ヤバすぎるほど可愛いんです!

ぬいぐるみを上手に前脚で押さえて「お父さん!ボク、獲物を捕まえたよ!見て見て~!!」と言っているようです。

こんな風に広いお庭で一緒に遊べる環境がイイですよね~。スキッパーキは本当に愛情表現が豊かなんですね。

スキッパーキとアジリティーデビューする?


スキッパーキは、運動能力が高い犬種ですので、アジリティーにチャレンジしてみましょう。機敏で活発な走りを見ることができます。

ドッグランでも人気者のスキッパーキは、他の犬に走り寄って臭いの嗅ぎあいっこをしたり、追いかけっこをしたりと、飼い主さんは一時も目を離せないほど動き回ります。幼いうちから多くの犬や人と出会わせて、社会性を身につけさせてあげたいですね。

やんちゃに走り回るスキッパーキの姿は、何枚写真を撮っても足らないほど可愛いですよ♪逆光で写真を撮ると、スキッパーキの毛並みの美しさが際立ちますのでおススメですよ!

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