渡る世間は鬼ばかり…?!Amit青年が受けた信じられない日常とは

引用の出典元:www.bbc.com

イギリスに暮らすAmit Patelは角膜の異常により突如として視力を失った青年。急に訪れた悲劇は、なんと彼が結婚してから半年ほど経った時でした。もちろん彼自身が一番ショックを受け絶望の淵に立たされたわけですが、やはり自らの力で人生を送り続けていかなければなりません。

Amitの現在のパートナーは、盲導犬のKika。日々、Kikaと共に大都市ロンドンの街へ出て行きますが、そこには私たちの耳や目を疑うような冷たい現実が待っていたのです。例え盲導犬を連れていたとしても、人々が行き交う街中では思うように歩けずに「家にでも帰れ!」と罵声を浴びせられたり、ひどい時には一人の女性にぶつかってしまったことが原因で、その人に大勢の人の前へ引っ張り出されて謝らさせられたこともありました。

もちろんAmitだけでなく、彼をガイドするKikaにだって被害は及びます。人通りが多い場所などでは、盲導犬のKikaは人々の体やバッグなどが常にぶつかっている状態で、ある意味一種の虐待行為を受けているようなものです。目の見えない人や盲導犬がこのような状態にあることを、誰が想像できたでしょうか。

泣き寝入りはできない!小型カメラGoProで彼らの日常を撮影

引用の出典元:www.bbc.com

AmitとKikaが日々受けている信じがたい被害を、彼らがいくら言葉で訴えても伝えることが大変難しいこと。Kikaは優秀なガイドであっても犬であり人間の言葉を話せません。もちろんAmitも実際に自分が受けた被害であっても、「見えていない」ということで信ぴょう性にかけてしまうのです。

そこで、彼の主治医は対策として、KikaのハーネスにGoProと呼ばれる小型カメラを着けて、彼らが外出するごとに周囲の様子を撮影することを提案しました。そうすることで、Amitの妻Seemaは、彼らの様子を見て不安を感じたらその日撮影した映像を見直すことができるからです。

ロンドンの駅が改装された際にもカメラは彼らと一緒に入り、多くの人たちで混沌とする駅内を撮影しました。驚くことに、AmitとKikaが方向が分からず立ち尽くしていても、誰も助けに来てはくれませんでした。例え駅の利用客をサポートする多くの職員たちが自分の周りにいても、最終的に口にするのは「すみません。あなたのことが見えていませんでした」というもの。

視界に入っているのに気づかないフリをされる、これはAmitを大いに悩ませると同時に怒りを覚えるものでした。

映像という証拠が鉄道会社を動かす!Amitたちの生活は変わるのか?

引用の出典元:www.bbc.com

これらのKikaが撮影した映像は、イギリスの鉄道網を管理するNetwork Railに送られ、今までAmitが見ることができなかった被害について正式に告訴をするための有益な証拠として提出されました。映像を元にNetwork Railは調査に乗り出し、駅で働く職員により多くのトレーニングを提供することを約束します。

Network Railの広報担当者は、「あらゆるケースに応じて職員が対応できる準備が整っていなかったことも事実。ただ、駅という場所柄とっても複雑な状況を常に抱えている場所でもあるのです。そこで、私たちは駅の利用客をよりきちんと見守るために多くの職員を増員しました。」

目の見えない人が助けを求めて立ちつくしているのは、例え数分のことでも彼らにとっては1時間にも感じられること。Amitは視力を失ったことで、電車の中では常に注意深くアナウンスに耳を傾けるため、決して音楽を聴いているような余裕はなく、そんな姿が周囲の人の目には異様に映るのかもしれません。Amitは自分が視力を失って初めて、視覚障害を持つ人への差別を感じたと言います。

Amitは現在、予期せずに視力を失った人たちをサポートし、GoProの映像を使用してコミュニティ組織に盲導犬が目にした現実を訴えかけています。彼は自分の息子を見たことはありませんが、今では自分に降りかかった災難を乗り越えて新しい世界を受け入れるに至りました。

今でも家から出るのには勇気がいりKikaに頼りっきりですが、自分の人生は視力を失う以前よりも鮮やかでカラフルになったとAmitはとても前向きです。

障害を持っている人を見かけたら、あなたはどうしますか?

引用の出典元:www.bbc.com

Amitのように目が見えない青年が盲導犬を連れていたら、あなたはきっと「盲導犬もいるし大丈夫であろう」と勝手に思ってしまうかもしれません。しかし、実際には私たちが想像できないような不安や怖さ・困難に立ち向かっている時でもあるのです。

もし、障害を持っている人が街中で立ち往生していたら、「大丈夫ですか?」「お困りですか?」という一言が言える人間でありたい、とAmitとKikaに思わされます。

参照:The guide dog that spies on people who ignore its owner

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