221頭の命を救った里親募集の実態

日本だけでなく、里親を待っている犬は世界中にいます。里親を待っている全ての犬たちが幸せになれるとは限らず、実際には保健所で殺処分をされてしまうケースもあります。

いくら、シェルターや愛護団体が保健所から犬たちを引き取るからといっても、新しい里親が見つからないことには数に限界が訪れます。つまり、いかに多くの里親を探し出すか...というのが、犬たちの命を救うために重要になってきます。

そんな中、とあるメキシコのペットショップでは保護犬たちの里親を集めるために行った里親募集キャンペーンが、今までに類を見ないほどユニークだと話題になりました。

果たして、ペットショップはどのような方法で里親募集を行ったのでしょう?

引用の出典元:www.youtube.com

この里親募集をは、メキシコで最大手のペットショップ「+KOTA」によるゲリラプロモーションでした。

この里親募集の目的は、犬と特別馴染みのない一般の人々にも、飼い主を必要としている保護犬たちの存在を知ってもらうこと。

そのために、+KOTAが考案したのが"見えない飼い主"という奇妙なアイデア。

"Invisible owner"とタイトル付けされた動画を見ると分かりますが、犬たちには形状記憶がされているリードが付けられており、まるで目には見えない飼い主と散歩をしているように見えるのです。

当然この異様な光景に、街中の人々の視線が集まります。

そして犬の首輪には、街の人々に向けられたメッセージカードが付けられていました。

そのメッセージカードには、「私を飼ってください」と記されています。さらにカードの裏面には、「全ての犬は飼い主を必要としています」とも書かれていました。

「見えない飼い主」によって、221頭もの犬を救った里親募集が素晴らしい!の画像1
「見えない飼い主」によって、221頭もの犬を救った里親募集が素晴らしい!の画像2

実はこの動画、ただ保護犬たちに飼い主がいないことだけを伝えたかったわけではありません。

この動画で+KOTAは、犬たちが今は目に見えない未来の飼い主と散歩する姿を描き、メッセージカードを添えることで「あなたこそが、この犬の未来の飼い主かもしれません」ということを伝えたかったのです。

「自分にもできること」を考えて実行しよう!

この里親募集によって、2ヶ月の間に221頭もの犬が救われました。+KOTAのクリエイティブかつユニークな里親募集によって、多くの人々に保護犬や里親について認知してもらうことができたのです。

メキシコ国内で最大手のペットショップである+KOTAが、このようなキャンペーンをしたことには大きな意味があります。

ペットグッズをただ売るだけでなく、犬に関する社会問題にも積極的に取り組んでいく。しかも、このキャンペーンを実施するだけでも相当な予算と手間を必要とするはずですよね。

最大手ペットショップの+KOTAだからできるキャンペーンではありますが、それは裏を返せば、自分たちにしかできないことを市場や業界のために実行したということでもあります。

日本でも、このようなキャンペーンやメディアを通じて、犬の社会問題に対する人々の認識は高まってきており、少しずつですが殺処分の数も減少しています。

ですが、まだまだ多くの命が犠牲になっているのも事実。

ペット関連企業や愛護団体、そして犬を愛する一人ひとりが、自分にしかできないこと、自分にもできることを考え、犬たちの明るい未来のために実行していきたいものですね。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事を書いたライター

Tsunayoshi Tsunayoshi公式
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード