豊富な毛色も特徴的なイングリッシュ・コッカー・スパニエル

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イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、狩場で鳥などを探し出して飛び立たせたり、撃ち落とされた鳥を回収したりといった仕事をするために作られた犬種です。

そのための身体的な特徴は、藪の間を簡単に潜り抜けられる程度に小さく、かつガッシリとした骨太の体型、獲物を嗅ぎ分けるのに適した幅広い鼻と四角い大きなマズル、獲物を回収するのに理想的なきっちりした歯の噛み合わせとされています。

また、優しさの中にも自信に満ち溢れた表情も特徴的といえるでしょう。

狩りに夢中になっている時には、よく尾を左右に動かす傾向があります。これはそれほど集中し、また気持ちが高揚しているということですね。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの平均的な体重は、男の子で13~15kg、女の子で12kg前後です。体高は、男の子で41~43cm前後、女の子で38~41cm前後とされています。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの被毛は、長く絹糸のようで直毛もしくは軽いウェーブがかかっています。

狩りの際に、身体を守るために邪魔にならない程度の長さの飾り毛があります。

毛色は、ブラック、チョコレート、レッド、ブラックタン、ゴールドなどの単色、ブルー、チョコレート、オレンジ、レモンなどのローンパターン(地色と混ざっている)、他にはブラック&ホワイト、チョコレート&ホワイト、レッド&ホワイト など数種のバイカラーと、その豊富さも他犬種よりも特徴的です。

イギリスとアメリカの戦い?! イングリッシュ・コッカー・スパニエルの歴史


数多くいるスパニエル系の中で、イングリッシュ・コッカー・スパニエルは陸地の猟で使われていたランド・スパニエルから枝分かれしていった犬種と考えられています。

ランド・スパニエルは、大型種と小型種のスパニエルとに分かれていましたが、この2種類のタイプは同じ親犬から誕生していたこともあり、もともとは同じ犬種によるバリエーションの違いとみなされていました。

しかし、1892年には別々の犬種として区別されるようになり、約11kg以下の小型サイズの犬たちがコッカー・スパニエルと定められました。

その後2種類のスパニエルは、遺伝子的にも類似していますし、どちらにしても優れた狩りの能力を受け継いでいるということで1901年に大きさでの分類が排除されることになります。

コッカー・スパニエルはイギリスで高い人気を誇っていましたが、アメリカの愛好家たちの間では、獲物を回収するために長いマズルは小さく、毛並みに装飾さを求め、頭には丸み、身体のサイズはより小さくと、猟犬らしさをそぎ落とし、愛玩犬らしい改良が施されるようになります。

これには、本場イギリスの愛好家たちが異を唱えましたが、2つの国の愛好家たちの意見は折り合いがつきませんでした。

そこで、アメリカに渡って選択交配が進められたイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、アメリカン・コッカー・スパニエルとして独立することになりました。

犬種が分けられてからのアメリカン・コッカー・スパニエルは、イングリッシュ・コッカー・スパニエルに勝るとも劣らない人気を獲得しましたが、これはアメリカのみの評価でした。

他の国々では、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの方が人気は上であり「コッカー・スパニエル」といえばイングリッシュ・コッカー・スパニエルを最初に思い浮かべる人々が多いのが実情です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの性格は?

引用の出典元:www.youtube.com

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、とてもフレンドリーな性格で、明るく陽気で遊び好き。そして、好奇心が強いことも特徴です。

飼い主やその家族に愛情深く献身的に尽くすという性格も持っていますので、できればいつも家族と一緒に過ごしたいなぁと願っています。

感受性が強く、繊細な面もありますが、だからといって怖がりな部分があったりするわけでもないので、普通に接していれば何も問題はありません。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの寿命は?


イングリッシュ・コッカー・スパニエルの平均寿命は12~15歳前後とされています。

普段から健康や食事の管理に気をつけて、出来るだけ長生きしてもらいたいものですね。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴的な病気って?

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残念ながら、イングリッシュ・コッカー・スパニエルは遺伝性の病気が非常に多い犬種です。

聴覚や視覚障害の原因になる遺伝子として、毛色を白くする遺伝子があります。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルでは、「ローンパターン」呼ばれる、単色と白毛の混ざった霜降り状の毛色で、障害が起こりやすいことが知られ、進行性網膜萎縮症や白内障などの眼科的な病気には気をつけたいところです。

一方、ソリッドカラー(単色)では、先天性激怒症候群が起きやすい傾向があるとされています。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、てんかんなども起こしやすいと言われており、症状としては興奮といった症状もあることから、遺伝的な素因を強く疑われています。

また、股関節形成不全症もソリッドカラーの犬に多く見られるようです。

他には、同じく遺伝的な原因が多い心臓疾患や、遺伝との関係は薄いものの皮膚炎、肝炎、膵炎など、さまざまな病気が起こりやすいと言われています。

どんな病気であれ早期発見・早期治療が大切ですから、日頃から体調のちょっとした変化や、行動の変化などを見逃さず、少しでも変だなと思ったら早めに獣医師の診断を仰ぐことをお勧めします。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの飼い方で注意することは?


イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、猟犬としての気質が残っていますので、多くの運動を必要としている犬種です。

そのため、長めの散歩や広い公園や空き地などで走ったり、ドッグランを利用するなど、毎日の運動が欠かせません。

自宅周辺をお散歩する時に、一緒に歩くだけではなく、たまに小走りを入れてみるなど、緩急をつけることで犬の満足度もグンと上がりますので試してみてくださいね。

被毛のお手入れは、少なくとも週に2〜3回はブラッシングをし、1~2ヶ月に1度程度で良いですから頭部、耳、足、しっぽの周りをカットしてあげましょう。

また、イングリッシュ・コッカー・スパニエルは垂れ耳ですから蒸れやすく外耳炎などにかかりやすいので、スヌード(耳カバー)は着けっぱなしせずに必要な時だけ着けるようにし、耳の中は定期的にケアをしましょう。

ムチムチもこもこな子犬の動画♪

引用の出典元:www.youtube.com

何頭もの子犬たちのムチムチっぷりが堪らない♪

この時期の子犬同士の遊びには「学び」がたくさん!いっぱい遊んで元気に育ってね~と願わずにはいられませんね。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴まとめ


イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、軽いウェーブが掛かった可愛らしい外見と、自信に満ちた表情が何ともいえない魅力となっている犬種です。

一緒に暮らしやすい性格ですから、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi anddog_nao
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